内容説明
選挙に行く前に知っておきたい常識・総まとめ!18歳から選挙権が与えられます。私たちの未来を豊かにしていくためには、的確な知識と判断力が必要です。日本国民として、国際社会の一員として、これだけは身につけておきたい政治的教養を一冊に凝縮。
目次
第1章 権利と義務とは何だろう?
第2章 デモクラシーとは何だろう?
第3章 国際政治と国内政治は何が違うんだろう?
第4章 立憲君主制とは何だろう?
第5章 選挙のしくみを知っていますか?
第6章 マスメディアを信じていいの?
第7章 政党の役割とは何だろう?
第8章 自由や人権とは何だろう?
第9章 憲法とは何だろう?
第10章 皇室と政治の関係とは何だろう?
終章 愛国心について
著者等紹介
藤井厳喜[フジイゲンキ]
1952年、東京都生まれ。国際政治学者。早稲田大学政経学部政治学科卒。クレアモント大学院政治学部(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院博士課程修了、同大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。82年から近未来予測の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JiRO
13
Kindle Unlimitedで読了。自分は「若い有権者」ではないが、忘れ去ってしまっていた政治の授業のおさらい的な感じでスラスラ読むことができた。政治入門なので、当然各項目深く突っ込んだ記述はありませんでしたが、若い有権者の方含め政治に興味を持つ取っ掛かりになるような読み易い本でした。 「愛国心」については自分も悪い印象を持っていた節があったため、考えを改めようと思える箇所もありました。2022/09/29
クククワワワワククワガタ
6
外交政策が重要2016/07/03
🍭
5
図書館本。まえがきに“高校の「公民科」の「政治・経済」で学習するような内容は省いてあります。”とあって、「第1章 権利と義務とは何だろう?」で選挙権、民主主義についての歴史から、デモクラシー(democracy)≠民主主義 ※民主政治方針であるという視点からはじまって、思想用語の語源を説明してあるのが良かったです。思想(-ism)とdemocracy(希臘:Demos Kratia=大衆が支配する政治体制)の違いから丁寧に解説してくれています。総論として良書の類いですが、著者の思想も混ざっていて鵜呑み×2023/07/28
Honey
3
国際政治学者藤井厳喜さんが(18歳選挙を前にして)、誰にもよく分かるように、政治やデモクラシーの基本的で大切な事柄について、かみくだいて書いてくださった本。 若くない私にも、非常に勉強になりました。 よく分からない分野…と敬遠するのはダメ。あるいは、そんなの常識!と、分かったつもりで実は誤解してて、あるいはマスコミなどに特定の方向に誘導されてしまってたり…気をつけないといけないな、と。 普段政治なんて縁遠いなんて思っている全ての国民、全然そんなことないです! 是非、この本読んでみてください。 みたいな。2016/09/01
かなで
2
政治が悪いことには、国民にも責任があるというのがとてもわかった。私も政治はよくわからないとテレビや新聞などを見ることなく、選挙に行くことも放棄していたので、(去年初めて市長選挙に行った)これからはちゃんと情報をあつめていかなければならないと思った。政治家が一番恐れているのは、愛国心を持った国民。日本をよくしようと思って選挙に行く人が増えたらいいですね。 /9冊目2020/03/01