内容説明
いま、安さの追求と大量生産の結果、その多様性が危機に瀕している。食材はもとより、調理法、生産地、季節感などなど、その多彩な世界は護られなければならない。植物遺伝学の大家が語る、毎日の食卓の大切さ・面白さ。
目次
食材の多様性(チーズと味噌;中国―食材の多様性のセンター ほか)
料理法の多様性(蒸した根菜のサラダ;包丁をめぐる環境問題 ほか)
食空間の多様性(フードマイレージ;うまみと風土 ほか)
時間の多様性(四季の味噌汁;小魚たちの春 ほか)
多様性の思想(中国は中国人の胃袋を満たせるか;料理は創造 ほか)
著者等紹介
佐藤洋一郎[サトウヨウイチロウ]
1952年生まれ。京都産業大学教授、総合地球環境学研究所名誉教授。専門は、植物遺伝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件