アジア遊学<br> 仏教をめぐる日本と東南アジア地域

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アジア遊学
仏教をめぐる日本と東南アジア地域

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585226628
  • NDC分類 182.23
  • Cコード C1315

内容説明

東南アジア大陸部には、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアに上座仏教、ベトナムや各地の華人社会には大乗仏教が伝播する。明治期から同地域と関わった日本の仏教者は、現地に赴いて経典を求め、あるいは出家して学僧・研究者として調査・旅行を行い、戦時中は日本軍の軍属など、様々な立場から関与した。戦後には、戦没者慰霊と親善交流に関わった仏教者があり、現在では、上座仏教の外国人仏教指導者が日本で活動を行い、現地で瞑想を実践し書物を著す日本人がいる。過去一五〇年間に東南アジア地域に関わった日本人仏教者の動向を軸にして、仏教をめぐる人と社会、地域間の動態と推移を総合的にとらえる。

目次

第1部 交流と断絶(明治期日本人留学僧にみる日=タイ仏教「交流」の諸局面;明治印度留学生東温譲の生活と意見、そしてその死;ミャンマー上座仏教と日本人―戦前から戦後にかけての交流と断絶;日越仏教関係の展開―留学僧を通して;近代仏教建築の東アジア―南アジア往還;テーラワーダは三度、海を渡る―日本仏教の土壌に比丘サンガは根付くか;オウタマ僧正と永井行慈上人)
第2部 日本からの関与(一九〇〇年厦門事件追考;大正期マレー半島における日蓮宗の開教活動;コラム 金子光晴のボロブドゥール;コラム タイにおける天理教の布教・伝道活動;インドシナ難民と仏教界―国際支援活動の胎動の背景にあったもの;コラム 寺院になった大阪万博のラオス館;タイへ渡った真言僧たち―高野山真言宗タイ国開放教留学僧へのインタビュー;アンコール遺跡と東本願寺南方美術調査隊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミー子

2
仏教本というよりは、日本と東南アジアとの、仏教関連の交流史に関する学術論文集。江戸時代以前の日本では、中国経由の大乗仏教しか知り得なかったわけで、明治、大正、昭和初期に、上座仏教を学ぶために東南アジアや南アジアに渡った日本人が複数いたことを初めて知った。今は、情報化・国際化がものすごくて、日本にいながら、一般人でも、上座仏教のたくさんの本や情報が手に入るが、それは日本の歴史上、ここ10年くらいのことなんだなぁ、と改めて知った。いい時代に生まれたものだ。2017/06/04

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