大内氏の世界をさぐる―室町戦国日本の覇者

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大内氏の世界をさぐる―室町戦国日本の覇者

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  • サイズ A5判/ページ数 404p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585222477
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C1021

出版社内容情報

西国のみならず、中央の政局にもたびたび関与し、一方で、東アジア諸地域との外交により比類なき経済力とネットワークを手中にした大内氏という強大な権力体の実像はどのようなものであったのか。
そして、それはどのように展開し、潰えていったのか。
政治・経済・文化・外交・宗教・文学・美術・考古等、諸分野の知見を集結し、室町・戦国期日本の歴史的展開において大きな足跡を残した大内氏の総体を捉える絶好のガイドブック。

内容説明

14世紀後半から16世紀前半、約200年の長きにわたり、周防国の山口を拠点とし、中国地域から九州地域にわたる広大な領域を支配下に置いた西国の覇者―大内氏。西国のみならず、中央の政局にもたびたび関与し、一方で、東アジア諸地域との外交により比類なき経済力とネットワークを手中にした大内氏という強大な権力体の実像はどのようなものであったのか。そして、それはどのように展開し、潰えていったのか。政治・経済・文化・外交・宗教・文学・美術・考古等、諸分野の知見を集結し、室町・戦国期日本の歴史的展開において大きな足跡を残した大内氏の総体を捉えるガイドブック。

目次

総論 大内氏のポテンシャル
大内氏の覇権と支配(大内氏のアジア外交;大内氏の祖先神話と朝鮮;大内氏と寺社;大内氏の領国支配組織と人材登用)
よみがえる大内氏の都(大内氏の都・山口;大内館・築山館を掘る;大内氏の宴―その器と配膳方法;大内文化を科学する)
大内氏をとりまく権力との交叉(大内氏と室町幕府;大内氏と朝廷;大友氏からみた大内氏;尼子氏からみた大内氏;国人衆からみた大内氏)
大内氏の文化とその記憶(大内氏の文芸;大内氏と雪舟;失われた大内文化・大内文化の余光;江戸時代の虚構い描かれた大内氏)

著者等紹介

伊藤幸司[イトウコウジ]
九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。専門は日本中世史・東アジア交流史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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MUNEKAZ

12
大内氏の最新研究を紹介した論集。発掘調査による考古学的な知見も交えながら、西国の覇者の実像に迫っている。面白かったのは、やはり百済王の末裔という自己認識と明・朝鮮との通交、そしてそれに伴う幕府や朝廷との駆け引きのところか。ただの戦国大名にとどまらないスケール感が、大内氏の魅力であることを再確認した。また後世の文学作品では、大内氏の興亡を平家の盛衰に擬しているという指摘が成程という感じ。あと対尼子・対大友には一章が当てられているのに、対少弐はコラム扱いなのが残念と同時に「らしいな」と思ってしまった。2019/11/09

ほっちょる

3
西国の守護、戦国大名である大内氏について、歴史・考古・文学・美術等の多方面の研究者が最新の知見を示した概説書。近年、室町期の研究が見直されるなか、地域史にとどまらず、列島史全般を理解する上でも役立つだろう。なかでも、大内氏が、その祖先を源平藤橘ではなく、百済氏族に求めたことが、朝鮮をはじめとするアジア外交を行う上で重要であったとする見解や、アジアとのパイプが、大内氏をして、室町幕府から一目置かれる存在とし、西国での覇権を確立させたとする見解は、一国史にとどまらない視点であり、興味深かった。2019/09/18

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