昭和の宰相 近衛文麿の悲劇―外務省興亜派の戦争責任

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  • サイズ B40判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784585222415
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0021

内容説明

全力で和平を追求した近衛首相は、外交大権を振りかざす外務省興亜派と、軍事統帥権を握る、陸軍・統制派に阻まれ、限られた裁量権の範囲内で、妥協を強いられた。開戦責任はどこにあるのか。

目次

第1章 大隈重信の親英路線VS山県有朋の反英路線
第2章 政党政治に協力した陸軍・宇垣派の没落
第3章 外務省興亜派の台頭
第4章 二・二六事件により陸軍・皇道派が没落
第5章 近衛は首相を辞退
第6章 第一次近衛内閣のとき支那事変が発生
第7章 苦境に追い込まれた日本
第8章 外相松岡洋右が日米諒解案を潰す
第9章 東條陸相の支那撤兵拒否により日米交渉決裂
第10章 早期降伏を求めた近衛上奏文

著者等紹介

鈴木荘一[スズキソウイチ]
近代史研究家。昭和23年生まれ。昭和46年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、その的確な分析力には定評がある。平成13年日本興業銀行を退社し、以後歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として、現代政治経済と歴史の融合的な研究や執筆活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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