出版社内容情報
虚心に史料と対峙し、地域・時代を越えて数々の卓越した業績を残した碩学の軌跡日本そして東アジアの対外関係史を精緻かつダイナミックに描きだした碩学、石井正敏。
その歴史を見通す視点、そして、それを支える史料との対話のあり方を伝える珠玉の論文を集成。
序 言 荒野泰典・須田牧子・米谷均
? 古代日本と東アジア
1 研究の歩み
2 東アジア世界の成立
3 律令国家と東アジア
4 通交・通商圏の拡大
? 武家外交の成立
はじめに
1 幕府滅亡 強硬路線の果てに
2 握りつぶした協調の道
3 幕府が信じた外交ルート
4 源頼朝?敗訴?からのスタート
? 虚心に史料を読む
1 崇親院に関する二・三の問題点―昌泰四年四月五日官符の検討―
2 陽明文庫本『中右記』管見
3 徳川光圀と『高麗史』
4 朝鮮通信使との交流と『東国通鑑』
5 以酊庵輪番僧虎林中虔
6 『善隣国宝記』諸本解説
7 『唐大和上東征伝』
8 『日本紀略』
9 『旧唐書』『新唐書』に描かれた「倭」「日本」
10 印象に残る印章の話―岩村藩版『慶安御触書』の印―
11 『肥後守祐昌様琉球御渡海日記』
第四巻初出一覧
第四巻訂正一覧
索 引
石井正敏[イシイマサトシ]
著・文・その他
荒野泰典[アラノヤスノリ]
編集
須田牧子[スダマキコ]
編集
米谷均[ヨネタニヒトシ]
編集
内容説明
日本そして東アジアの対外関係史を精緻かつダイナミックに描きだした碩学、石井正敏。その歴史を見通す視点、そして、それを支える史料との対話のあり方を伝える珠玉の論文を集成。
目次
1 古代日本と東アジア(研究の歩み;東アジア世界の成立;律令国家と東アジア ほか)
2 武家外交の成立(幕府滅亡強硬路線の果てに;握りつぶした協調の道;幕府が信じた外交ルート ほか)
3 虚心に史料を読む(崇親院に関する二・三の問題点―昌泰四年四月五日官符の検討;陽明文庫本『中右記』管見;徳川光圀と『高麗史』 ほか)
著者等紹介
石井正敏[イシイマサトシ]
中央大学名誉教授。専門は古代・中世対外関係史
荒野泰典[アラノヤスノリ]
立教大学名誉教授。専門は近世日本史、近世国際関係史
須田牧子[スダマキコ]
東京大学史料編纂所助教。専門は日本中世史(対外関係)
米谷均[ヨネタニヒトシ]
中央大学文学部非常勤講師。専門は中近世日朝・日中関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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