出版社内容情報
花の都フィレンツェの「驚異の部屋」。モノが語る世界の文化交流史カメオ、メダル、聖遺物容器、象牙細工、「フィレンツェ・モザイク」、「メディチ磁器」からペルシア、アステカ、中国の工芸品や日本の武器・磁器・漆器にいたるまで。華麗なる一族の珠玉のコレクションを豊富なエピソードとともに紹介する。
250点を超えるフルカラー図版を掲載!!
松本典昭[マツモト ノリアキ]
阪南大学国際コミュニケーション学部教授。博士(文化史学)。
主な著書に『メディチ君主国と地中海』(晃洋書房、2006年)、『パトロンたちのルネサンス―フィレンツェ美術の舞台裏』(日本放送出版協会、2007年)、『メディチ宮廷のプロパガンダ美術―パラッツォ・ヴェッキオを読み解く』(ミネルヴァ書房、2015年)、共訳書に『マキァヴェッリ全集6』(筑摩書房、2000年)、G・スピーニ『ミケランジェロと政治―メディチに抵抗した《市民=芸術家》』(刀水書房、2003年)、G・ブラッカー『ルネサンス都市フィレンツェ』(岩波書店、2011年)など。
内容説明
花の都フィレンツェの「驚異の部屋」。モノが語る世界の文化交流史。カメオ、メダル、聖遺物容器、象牙細工、「フィレンツェ・モザイク」、「メディチ磁器」からペルシア、アステカ、中国の工芸品や日本の武器・磁器・漆器にいたるまで。華麗なる一族の珠玉のコレクションを豊富なエピソードとともに紹介する。250点を超えるフルカラー図版を掲載!!
目次
メディチ家の人びと
第1部 ルネサンスの黄金時代1434‐1537(コジモ・イル・ヴェッキオの古代趣味と意外な豪華趣味;ピエロ・イル・ゴットーゾの聖遺物容器;ピエロ・イル・ゴットーゾの貴石製容器 ほか)
第2部 超絶するマニエリスム1537‐1609(コジモ一世のメダルと彫玉;コジモ一世とパラッツォ・ヴェッキオ;トスカーナ大公冠 ほか)
第3部 バロック繚乱1609‐1743(コジモ二世の肖像;フェルディナンド二世のプライヴェート・コレクション;フェルディナンド二世時代の象牙彫刻 ほか)
著者等紹介
松本典昭[マツモトノリアキ]
阪南大学国際コミュニケーション学部教授。博士(文化史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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