描かれたザビエルと戦国日本―西欧画家のアジア認識

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描かれたザビエルと戦国日本―西欧画家のアジア認識

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  • サイズ B5判/ページ数 158p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784585221562
  • NDC分類 198.22
  • Cコード C1021

出版社内容情報

ザビエルがつなぐ日本と欧州ザビエルのアジア宣教活動と戦国日本の様相を如実に語る貴重史料、ポルトガル、サン・ロケ教会所蔵「ザビエルの生涯」連作油彩画全20点をフルカラーで公開し、詳細に解説。
アジア各地や日本における布教活動の実態、大内氏・大友氏ら大名への影響を考察した論考を収める。

はじめに 鹿毛敏夫

? 図版編
サン・ロケ教会所蔵「フランシスコ・ザビエルの生涯」“The Life of Saint Francis Xavier” を読み解く 鹿毛敏夫
サン・ロケ教会所蔵「フランシスコ・ザビエルの生涯」連作の絵画様式 木村三郎

? 考察編
1 ザビエル研究の新視点―枠組みとしての三資格― 岸野久
  [コラム] ザビエル・バスク・ナバラ王国 山崎岳
2 ザビエルの航海と東アジア海上貿易 中島楽章
  [コラム] ザビエルが出会った?悪魔?の正体は? 藤田明良
3 アジアにおけるザビエルと周辺の人々 岡美穂子
4 ザビエルが訪ねた戦国三都市(鹿児島・山口・府内)・三大名 鹿毛敏夫
  [コラム] 描かれた豊後王(大友義鎮)とザビエル 岡美穂子
5 祭壇画としての「マリア十五玄義図」について―「とりなし図像」の視点から考える― 木村三郎

? ザビエル・グラフ 鹿毛敏夫

? 資料編 フランシスコ・ザビエル関係地図1(世界)・2(日本)/関連年表

あとがき 鹿毛敏夫

鹿毛敏夫[カゲ トシオ]
1963年生まれ。名古屋学院大学教授。博士(文学)。日本中世史専攻。
著書に、『戦国大名の外交と都市・流通』(思文閣出版、2006年)、『アジアン戦国大名大友氏の研究』(吉川弘文館、2011年)、『大航海時 代のアジアと大友宗麟』(海鳥社、2013年)、編著に、『戦国大名大友氏と豊後府内』(高志書院、2008年)、『大内と大友 中世西日本の二大大名』(勉誠出版、2013年)、論文に、「『抗倭図巻』『倭寇図巻』と大内義長・大友義鎮」(『東京大学史料編纂所研究紀要』23 号、2013年)などがある。

内容説明

十六世紀に生きたザビエルの生涯を十七世紀に生きた画家が描いた。その絵画群を読み解くことで、当時のヨーロッパの人々が、日本をどう理解し、日本人をどう見ていたか、そして、アジア世界をどう認識していたかが見えてくる。本書後半に配した日本史・東洋史・西洋史・宗教史・絵画史の各専門研究者による重層的な「考察」を解読のよりどころとしながら、読者のみなさんを「描かれたザビエルと戦国日本」の絵解きへと導くことにしよう。

目次

1 図版編(サン・ロケ教会所蔵「フランシスコ・ザビエルの生涯」“The Life of Saint Francis Xavier”を読み解く;サン・ロケ教会所蔵「フランシスコ・ザビエルの生涯」連作の絵画様式)
2 考察編(ザビエル研究の新視点―枠組みとしての三資格;ザビエルの航海と東アジア海上貿易;アジアにおけるザビエルと周辺の人々;ザビエルが訪ねた戦国三都市(鹿児島・山口・府内)・三大名
祭壇画としての「マリア十五玄義図」について―「とりなし図像」の視点から考える)
3 ザビエル・グラフ
4 資料編(フランシスコ・ザビエル関係地図;関連年表)

著者等紹介

鹿毛敏夫[カゲトシオ]
1963年生まれ。名古屋学院大学国際文化学部教授。博士(文学)。日本中世史専攻。現在は戦国時代日本を国際的視野から分析している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Porco

22
日本で義務教育を受けた身としては、ザビエルといえばあの肖像画なのですが、他にも、リスボンのサン・ロケ教会にある連作油彩画をはじめ、たくさんあるのですね。欧州側から見た戦国時代の日本は、けっこう新鮮でした。2017/07/31

Toska

9
タイトルだけ見ると美術史の専門書と思われそうだが、他にも興味深い論考が沢山。バスク人としてのザビエルのルーツ、当時の東南アジアにおけるポルトガル商人の動向、期せずして東方貿易の尖兵となった改宗ユダヤ人(コンベルソ)、あるいは日本人が描いたザビエル像の分析など。オールカラーで図版が豊富なのも嬉しい。編者は大友義鎮伝を著した鹿毛敏夫。2023/02/02

takao

2
ふむ2024/06/14

ざっきい

1
書店で目につき読んだ本。ザビエルの活動とそれが東西でどのように受け止められたかをまとめている。当時のナバラ周辺からインドのゴア、マラッカといったポルトガル領、明との密貿易といった背景の記載もされており、イエズス会による伝道の例として面白い。一応絵画がメインらしいが、個人的にはルーベンスもザビエルを描いていたこと、よく教科書にある絵が作者不明(日本人)であることなどが意外だった。2017/04/23

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