「戦没者慰霊」と近代日本―殉難者と護国神社の成立史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 380,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585221326
  • NDC分類 175.1
  • Cコード C3021

内容説明

近代日本が創り上げた戦没者をたたえるシステム。それは明治維新、日清・日露戦争を経て、太平洋戦争で大きく展開した。靖国神社を中心に形成された「慰霊」の歴史を辿りながら、戦没者を祀ることの意味を知る。戦争・歴史認識問題が再び注目される今、もう一度その歴史を見つめ直す。

目次

序章 研究対象としての「戦没者慰霊」
第1章 招魂社の役割と構造―京都の「戦没者慰霊」
第2章 近代日本の「戦没者慰霊」行事―招魂祭・戦死者葬儀
第3章 日清・日露戦争期の戦死者追弔行事と仏教界
第4章 大正・昭和戦前期の戦死者追弔行事
第5章 一九三〇~五〇年代「戦没者慰霊」の動向―護国神社を中心に
第6章 護国神社の「地域」性について
第7章 もう一つの靖国―靖国寺を素材に
結論 日本の「戦没者慰霊」とは何か

著者等紹介

白川哲夫[シラカワテツオ]
1976年生まれ。京都府立大学大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。専門は日本近現代史。現在、琵琶湖疏水記念館資料研究専門員(学芸員)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onepei

0
仏教との折り合いや戦後の混乱、モニュメントの話に興味を持った。2016/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10123846
  • ご注意事項

最近チェックした商品