政治家失言・放言大全―問題発言の戦後史

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  • サイズ B6判/ページ数 781p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585221036
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0521

内容説明

数々の問題発言は、日本政治の“本音”なのか?終戦直後から原発・歴史認識問題まで、政治を揺るがし、国民の議論を呼んだ約500の失言・放言を徹底して集成。発言の背景・その後の経緯まで詳細に解説する。議論と顰蹙を巻き起こした“問題発言”から読む日本現代史。

目次

第1部 終戦から三木内閣までの失言・放言(昭和二十年~昭和五十年)
第2部 高度経済成長で奢る政府・与党(昭和五十一年~昭和六十三年)
第3部 評価が分かれる歴史認識発言(昭和二十一年~平成二十五年)
第4部 長期政権で緩む倫理とモラル(平成元年~平成十四年)
第5部 政権交代がもたらした功罪(平成十五年~平成二十五年)
第6部 失言・放言ワースト七人の政治家

著者等紹介

木下厚[キノシタアツシ]
1944年、長野県に生まれる。早稲田大学法学部中退後、出版社勤務を経てジャーナリストに。新聞や雑誌等で内外の政治経済・社会問題を中心に多彩な執筆活動を続ける。1986年のフィリピン政変では就任直後のアキノ大統領や、ハワイに亡命したマルコス前大統領夫妻に世界最初に単独会見。また、1995年、ミャンマーの民主化運動指導者アウンサン・スー・チー女史に自宅軟禁解除直後に世界最初に単独会見。その後、政治評論家として原稿執筆、政局分析、講演活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

39
失言が各項目となっている(明朝太字)。よくこんなに集めたものだと感心。だが、2015年~のは収められていない。そこからのが相当ありそうだが。。今の高校生は、小泉純一郎辺りからが同時代。まずは、そのあたりの政治家から。というか、総裁選の河野太郎氏の父、河野談話(257頁)がある。それは平成5(1993)年の従軍慰安所のこと(259頁)。頁をそのあたりから捲っていくと、第一次安倍内閣の平成18(2006)年で戦後レジュームからの脱却を掲げていた(275頁)。2021/09/26

犬養三千代

8
枕にしたい800ページ近い辞書並みの本。今まで今の政治家よりはましだと思っていた吉田さん、池田さんなど酷いね!全然しらない大臣なんかも酷いね。アホでなきゃ議員せんせ、大臣にならないってか! つうことはそれだけの国民、、! 数々の科学者を生んだ同じ日本人とも思えない。意味なく泣き叫んだ西宮の議員か可愛く思える。2020/03/24

sasha

3
「日教組には頭のおかしい先生がいっぱいいる」と言ったのは渡辺美智雄。その言葉をもじるなら「国会には頭のおかしいセンセイがいっぱいいる」ってことだな。もうねぇ、お腹いっぱいって言うより読み終わって胸焼けしそうなんだが。知性・品性が欠如してなきゃ国会議員にはなれないのかと思っちゃうわ。戦後の政権与党の政治家を中心にした問題発言の数々。野党や地方議員まで含めたら、このページ数じゃおさまらないだろうなぁ。なかには爽快って発言もあるにはあるが、揃いも揃って品格を疑わせる発言の多いこと。うんざり。2015/07/20

たろーたん

1
失言メモ。個人的な失言王は「石原慎太郎」「中曾根康弘」「森喜朗」「渡辺美智雄」「麻生太郎」だと思うので、その暴言っぷりを書いておく。石原慎太郎「新聞でボツになった原稿が『赤旗』に載る」「宮崎県日向市にあるリニアモーターカーの実験線は、ブタ小屋とトリ小屋の間を走っているようだ。こんな状況では、日本の技術を世界に印象付けられない」「南京大虐殺は事実ではない。中国人が作り上げた話であり、嘘だ」「軍と買春はつきもので、歴史の原理みたいなものだ(共同代表橋本を擁護して)」(続)2024/11/19

takao

1
ふむ2022/08/05

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