目次
第1章 「治療」と「病」の寓異―「酒虫」論
第2章 “病”と植民地の出会い―「南京の基督」論
第3章 隠喩としての“狂気”―「奇怪な再会」論
第4章 偶像の時代・精神の自由―「将軍」における“中間的”まなざしの意味
第5章 「馬の脚」における帝国日本の表象―その寓意・諷刺をめぐって
第6章 「僕」の“支那趣味”装置―「湖南の扇」論
著者等紹介
孔月[コウゲツ]
1975年中国遼寧省生まれ。2002年筑波大学大学院修士課程地域研究研究科地域研究専攻修了、修士(地域研究)。2007年筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科文芸・言語専攻修了、博士(文学)。2007~2008年筑波大学大学院人文社会科学研究科外国人研究員。2008年~現在、大連理工大学外国語学院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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