内容説明
戦前、釈迦生誕地を巡礼した人びとを再発見し、河口慧海らの業績と後世に及ぼした影響を明らかにする。
目次
釈迦生誕地に巡礼した人びと(釈迦生誕地;最初の入国者・河口慧海 ほか)
河口慧海と私(チベット旅行記;河口慧海研究 ほか)
ネパールへの旅(ヒマラヤを行く―一九五八年西北ネパール学術探検;万博民族資料収集の旅―一九六九年EEM報告より ほか)
河口慧海余輝(河口慧海とブータン;慧海を世界の河口にした三人の女性 ほか)
著者等紹介
高山龍三[タカヤマリュウゾウ]
1929年大阪生まれ、大阪市立大学卒・同大学院博士課程中退、東京工業大学助手、東海大学助教授、大阪工業大学教授を経て、京都文教大学文化人類学科教授を定年退職。チベット文化研究会会長、日本ネパール協会関西支部長。1958年以来ネパール、西および南アジア、ボルネオのフィールドワーク、主にヒマラヤ・チベットの民族誌研究、アジア文明論、近年は河口慧海の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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