デジタル・アーカイブとは何か―理論と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585200345
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C1000

内容説明

構築から利活用まで、アーカイブに携わる全ての人へ贈る―。増え続けるデジタル・アーカイブ。何を見せればよいのか。どこを探せばよいのか。混迷の中にいる制作者・利用者のために、積み重ねた知恵と実例。Europeanaの起ち上げ、東寺百合文書のWEB公開、電子図書館、そして国立デジタルアーカイブセンター構想…。新たな仕組みは、ここから生まれる。

目次

1 アーカイブからデジタル・アーカイブへ(忘れ得ぬ日本列島―国立デジタルアーカイブセンター創設に向けて;「誰でも」とは誰か―デジタル・アーカイブのユーザを考える;デジタル・アーカイブの可能性と課題;アーカイブズからデジタルアーカイブズへ―秋田県デジタル・アーカイブの実践をとおして;interview ナショナル・デジタル・アーカイブをめざして)
2 デジタル・アーカイブの条件(図書館における電子図書館サービスの事例;デジタル・アーカイブ構築に当たって考えるべきこと;デジタル・アーカイブの鍛え方―公開から始まる継続的な改善を駆動する方法論)
若手座談会 実践するデジタル・アーカイブ
3 これからのデジタル・アーカイブ(Europeanaとこれからのデジタル・アーカイブ―創設メンバーが見る過去と未来;デジタル・アーカイブとしての出版コンテンツ;将来の電子文書館とその発展方法)

著者等紹介

岡本真[オカモトマコト]
1973年生まれ。アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役/プロデューサー。オーマ株式会社代表取締役

柳与志夫[ヤナギヨシオ]
1954年生まれ。1979年国立国会図書館入館。千代田区教育委員会事務局図書文化財課長兼千代田図書館長、国立国会図書館電子情報部司書監などを経て、現在は東京文化資源会議事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぞみ子

1
図書館本。論文集。なんとなくの理解。2020/10/14

izw

1
Europeana について多少なりとも技術的なことが書かれていると紹介され、Amazon でポチりました。創設メンバーとして参加した杉本豪さんが「Europeanaとこれからのデジタル・アーカイブ」と章を執筆されているのですが、Europeanaの構築に日本人が参加していたとは知りませんでした。古賀先生も1章執筆されています。昨年4月に会ったとき6月に本を出すと言われていたのがこの本だったのかと気づきました。注意していたつもりですが、これまで出版されたことに気づかなかったのは不覚でした。2016/03/10

check mate

0
「金」の問題、デジタル・アーカイブのコンテンツが真に「財」たり得るかという問題が気になる。2015/07/11

0
(2015,007.5)浅野隆夫氏の札幌の実践がよかった。今から7年前、まだ走りだったと思う。山崎博樹氏の博物館・美術館等の連携で、メタデータを新たに構築した際の苦労。タイトル無い問題、サイズなど、確かに統一は難しいだろう。長尾真氏と田村俊作氏の対談では、電子出版で出しやすい環境が整い、出版業界は活性化すると予言している。それを査読・批評する役目を出版社が担うべきと。2022/04/11

黒とかげ

0
うーん。結局は技術ではなく、金の問題かぁ。あのグーグルですら挫折しているのだから、日本の政府ができるとは思えないなぁ。2022/03/06

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