内容説明
近代日本の形成を主導された明治天皇が、全国民に親しく呼びかけられ、自ら「拳々服膺シテ咸ソノ徳ヲ一ニセン」と誓って率先垂範に努められた「教育勅語」。その要点を大正三年(1914)満13歳の皇太子裕仁親王に判り易く説き明かした杉浦重剛翁の御進講記録、ここに新書判化。
目次
第1回 朕~徳
第2回 忠・孝
第3回 国体
第4回 孝道・孝行
第5回 友愛・夫婦
第6回 友情
第7回 恭倹
第8回 博愛
第9回 修学~徳器
第10回 公益~国法
第11回 義勇~一徳
著者等紹介
杉浦重剛[スギウラシゲタケ]
安政2年(1855)近江国生れ。大学南校(東大・理学)卒業後、明治9年(1876)から英国留学。同15年、東大予備門長。同18年、同志と東京英語学校(のち日本中学校)設立。同23年、衆議院議員(翌年辞退)。同25年から没年(1924)まで日本中学校校長。大正3年から同10年まで東宮御学問所御用掛(倫理担当)。同13年2月、皇太子殿下御成婚の20日後に満68歳で逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 地理思想と地理教育論