内容説明
現代社会における個人と社会の複雑な関係を描くことにより、個人の意志を越える社会的連鎖反応を解明し、人間の社会的責任を問い、現代人の運命を描ききった劇作家アーサー・ミラー。誠実な人柄とリベラルな思想をもって現代の不正を告発する姿勢はまさに「時代の良心」と言われるにふさわしい。
目次
第1部 アーサー・ミラー―人と作品(少年時代;ミシガン大学;習作時代;結婚 ほか)
第2部 作品案内(戯曲;小説;短編集;ノン・フィクション)
著者等紹介
有泉学宙[アリイズミノリオキ]
1940年生まれ。立教大学大学院文学部修士課程修了。静岡県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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