あのころ読んだ小説―川村湊書評集

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  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585055044
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

内容説明

三〇年にも及ぶ批評活動のなかから、現代文学を中心に二五〇以上の書評を収録。本と読者の間にあって、両者を結びつける役割に徹してきた批評家による、第一級の読書案内。

目次

1 現代作家を読む(青野聰『七色の逃げ水』;青山光二『美よ、永遠に』;青山光二『海景暮色』 ほか)
2 芥川賞・直木賞を読む(米谷ふみ子『過越しの祭』;冥王まさ子『天馬空を行く』;三浦清宏『長男の出家』 ほか)
3 越境する現代小説(宇野鴻一郎『視姦』;貴志祐介『黒い家』;桐野夏生『ダーク』 ほか)

著者等紹介

川村湊[カワムラミナト]
文芸評論家、法政大学国際文化学部教授。現代日本文学を中心に、古典、朝鮮・韓国文学、民俗学、宗教学など、様々な方面で多彩な評論活動を行う。1951年、北海道網走市生まれ。法政大学法学部政治学科卒。「異様なるものをめぐって―徒然草論」で群像新人文学賞、『南洋・樺太の日本文学』で平林たい子文学賞、『補陀落―観音信仰への旅』で伊藤整文学賞、『牛頭天王と蘇民将来伝説』で読売文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Mark.jr

6
「私が心がけてきたのは「書評者」の役割は、本と読者の間にあって、それを結びつける役回りをするべきであって、"いわれなき註解となって、そこに佇つな"ということである。」 ある意味、小説よりも書いている人の自我の出安い書評において、ここまで我を出さない人も珍しいのではないでしょうか。いわば、豊崎由美氏の対極の作風というか。見識が深く落ち着いた物腰の国語教師の添削を見ている気持ちにもなりますが、豊崎氏と同じく、これも書評の一つの理想形でしょう。2026/05/03

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