出版社内容情報
給食メニューを一変させる幼稚園・保育園が激増中。子どもの食と健康の間違った常識を改めてくれる「小児食生活講座」を1冊に!肥満、小児糖尿病、小児生活習慣病になる子どもが、ものすごい勢いで増えています。私は20年以上にわたって、食生活改善の指導を医療機関などで行ってきていますが、いまでは、ほとんどが保育園や幼稚園の食事指導になっています。子どもに、どうやって正しい食事をとらせるか。大変大事なことですが、これは、本書でこれからお話ししていく「食生活の基本」を実践しさえすればすぐに改善できて、効果も上がるものなのです。
■一時間目 子どもの食と体が危ない
大人と子どもの食事は違う
子どもは「食」の被害者
子どもの食事をよくするのは簡単
小児肥満の急増という危険サイン
脂肪だらけの子どもと若者
子どもの脂肪はアメリカを超えた
スナック菓子、ジュースの恐怖
キレる子どもと低血糖症
学力と脳と食事には密接な関連が
他
■二時間目 脂肪まみれの日本人女性?
日本人女性の命運を分けた日
米を減らして油を増やす女性たち
パン食志向で砂糖・油まみれに
三〇代に乳がんが激増する理由
他
■三時間目 間違いだらけの栄養教育
壮大なアメリカの小麦戦略
五〇年で半減したごはん摂取量
貧しくなった日本人の副食
栄養のバランスなどいらない!
コロコロ変わる栄養学の主張
寒冷地の学問が日本に合うか?
世界一主食のおいしい国・日本
輸入小麦が女性の体を悪くした
他
■四時間目 給食の怪談
給食ほどデタラメな食事はない
ご都合主義の行政指導
増える「完全米飯給食」導入校
本当の「食育」とはなにか?
「食わず嫌い」にはわけがある
高カロリーを好むのは動物の本能
子どもは食べるべき量がわかる
“常に完食”の大人がおかしい
胃袋で食べる子、目で食べる親
「子どものための食事」など不要
「心」でも食べる厄介な大人
不健康を広めただけの栄養学
子どもに訊けば、答えがわかる
他
■五時間目 ヒトはなにを食べて生きてきたのか
「管理栄養士」の正体
徒歩で日本縦断をして得た真理
長寿村との出合い
さまざまな民間食療法を体験
民間食療法とは「修行」だった
ジャンクフードの大実験
ある女子大生の栄養失調死事件
風土は「FOOD」
フランクリン探検隊の悲劇
「もったいない」こそ生きる知恵
食事は「その人」を雄弁に語る
アトピー性皮膚炎児はどうするか
「早すぎる離乳食」は危険
他
■六時間目 いますぐ実践できる究極の七ヵ条
食生活、七つの提案
幕内 秀夫[マクウチ ヒデオ]
著・文・その他
内容説明
主食を変えれば不調・病気はすべて治る!食事はごはんにふりかけ、おやつはおにぎりで十分。全国の母親に話題の講座を1冊に。
目次
1 子どもの食と体が危ない
2 脂肪まみれの日本人女性?
3 間違いだらけの栄養教育
4 給食の怪談
5 ヒトはなにを食べて生きてきたのか
6 いますぐ実践できる究極の七ヵ条
著者等紹介
幕内秀夫[マクウチヒデオ]
1953年、茨城県に生まれる。管理栄養士。フーズ&ヘルス研究所主宰。東京農業大学栄養学科を卒業後、誠心学園で栄養学講師を務める。1979年に山梨県の長寿村・棡原を知り、伝統食と民間食養法の研究をはじめる。食べ物の栄養素を分析するだけの既存の栄養学に疑問を抱き、その土地ならではの食文化を生み出した風土、文化、歴史などを調査し、「FOODは風土」を実感、提唱する。帯津三敬病院をはじめとする医療機関などで食事相談を行うほか、全国各地の社員食堂や学校給食の改善活動にも奔走中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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