内容説明
順調な経済成長を遂げながら依然抱える大多数の貧困層と貧富の格差複数宗教とカーストにより分断された社会―。『台頭するインド』の実相と変革の姿を解き明かす。
目次
変革するインドをより深く理解するために
第1章 なぜインドは日本にとり遠いのか
第2章 インド その政治的変革の軌跡
第3章 変容するインドの体質
第4章 ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭
第5章 インドと核
第6章 インドは確実に変わりつつある
第7章 それでもインド人は変わらない
第8章 日本とインド
第9章 2005年の四月に考えたこと
第10章 インドとはどう取り組むべきか
著者等紹介
武藤友治[ムトウトモジ]
現在、インド・ビジネス・センター・シニア・アドヴァイザー、日印協会理事。1930年生まれ。大阪外国語大学(インド語学科)を卒業後、外務省に入省、40年余の外交官生活を送り、在ボンベイ総領事を最後に退官。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員を経て現職。インド在勤中からインド政治のフォローアップに努め、退官後も精力的に現代インドの研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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