内容説明
その異常な歴史を抉って本質を明らかにしつつ、同時に問題を放置してきた拉致される側=日本政府の「罪」をも余すところなく鋭く告発する。
目次
第1章 二つの体制の異常さと自らの体験
第2章 拉致の全体像
第3章 北朝鮮の国体と拉致
第4章 日本の体制と拉致
第5章 敗戦責任と国際共産主義の謀略、そして戦後体制
第6章 拉致問題の解決と、日朝それぞれの国の正常化のために
資料 拉致事件及び拉致の可能性の高い失踪事件
著者等紹介
荒木和博[アラキカズヒロ]
現在、拓殖大学海外事情研究所教授、特定失踪者問題調査会代表、戦略情報研究所代表、さらに予備自衛官補(技能・朝鮮語)を経て、予備自衛官(予備2等陸曹)任官。昭和31年、東京に生まれる。慶応義塾大学法学部政治学科を卒業。民社党本部書記局に入局、教育・広報・青年運動などを担当。元現代コリア研究所研究部長。拓殖大学海外事情研究所講師、助教授を経て平成16年10月、教授に就任。この間、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会事務局長、拉致問題に取り組む民社人権会議幹事なども務める
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