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文化財学の構想

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585030973
  • NDC分類 709.04
  • Cコード C3021

内容説明

悠久の時を隔てて伝えられた、先祖伝来の国民財産・文化財。文書・絵画・彫刻・建築・近代遺産など文化財を、どう取り扱うべきか。考古学・保存科学・美術史・建築史・日本史…個々の学問の枠を超え、衆知を合わせ新たな学問「文化財学」を提唱する。

目次

研究報告(和紙―その利用について;和紙の修復と保存;彫刻―主としてその活用について;建築修理の現状と課題;建築文化財の現在;建築文化財の活用)
総合討論 文化財の保存・修理と活用の方向
補論(醍醐寺における文化財管理;中世寺院における「書様」と料紙―特に「強杉原」に注目して;中世寺院にみる紙の利用について―「大乗院寺社雑事記」を通して)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さくらば

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和紙、彫刻、建築と、3つの立場から「文化財学」について語る本。 「「文化財」・「文化財学」はまだまだ縦割りの世界から抜け出てはいません。しかしこういう縦割りの諸分野を横に渡す共通の課題が確実に姿を現しています。研究対象によって縦割りにするだけでは「文化財学」という分野は成り立たないのです。そのような縦割りを横に渡す見方をどのように形づくっていくか、これは重要な課題であると思います。」2022/08/31

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