環境と心性の文化史〈下〉環境と心性の葛藤

環境と心性の文化史〈下〉環境と心性の葛藤

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  • サイズ A5判/ページ数 437p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585001676
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0040

内容説明

人間は自然環境をどのように捉え、どのように働きかけ、どのように作りかえてきたか。それぞれの時代・社会に特有な“心性”を明らかにし、“環境問題”への思考基底を示す。

目次

総説 自然と人間のあいだで
1 山林の改変と心性
2 水域の改変と心性
3 稲作農耕空間の構築と心性
4 都市空間の構築と心性
5 宗教的心性の構築

著者等紹介

増尾伸一郎[マスオシンイチロウ]
東京成徳大学人文学部助教授(東アジア文化史)

工藤健一[クドウケンイチ]
青山学院大学兼任講師(日本中世史)

北条勝貴[ホウジョウカツタカ]
日本女子大学他非常勤講師(古代日本心性史)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハチアカデミー

1
(自)冒頭の「総説 自然と人間のあいだで」が白眉。自然環境と人間の関係を考えるための方法を提示、ブルデューの「実践(ハビトゥス)」からレヴィ=ストロース、アナール学派へと繋げつつ、自然科学、人類学、民俗学へとまとめていく。その上で、狩猟の快楽について、自然への負債について、水の物語/生業、都市の形成、宗教の誕生など、各論へ進む。史学や民俗学といった人文学が自然・環境を論じる意味や、その面白さ、奥深さが伝わる一冊。2014/12/10

kassie

0
著者の講演会に行くため拾い読み。懇親会にていろいろと議論させてもらったが、分野を越えた幅広く深い見識の持ち主なのだなぁと圧倒させられた。薦められた本も読んでみようと思う。2011/07/25

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