ワニ文庫
もうひとつの日本史 闇の修験道―異端の古代史〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784584393789
  • NDC分類 188.59
  • Cコード C0121

出版社内容情報

役小角、安倍晴明らから連綿と続く修験道の系譜。常に日本の暗部で活躍し続けた彼らを、近代化していく日本が「永遠の反骨者」として歴史から葬らなければいけなかったその理由とは? そこには、日本人特有の宗教観が深く関係していた……。修験道、そして日本の闇に光をあてる。

内容説明

真の日本人の信仰は修験道であった!!真相は「鬼と天皇」で解ける!安倍晴明、役小角、怨霊と調伏の歴史!!

目次

第1章 歴史の闇と修験道(明治政府の修験道潰し;山の信仰と「死」 ほか)
第2章 役小角の正体(修験道の開祖;役小角の妖しさ ほか)
第3章 安倍晴明の奇跡(希代の陰陽師;日本に影響を及ぼした陰陽道 ほか)
第4章 葛城の祟り(国家神道の誕生;歴史から抹殺された血 ほか)
第5章 反骨の修験道誕生(神仏習合の政治的な必要性;神道から逃げ出し始めた神々 ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年生まれ。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに、日本古代史を研究。以後古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

9
内容の正当性はともかく、面白かった。修験道と他の史実とのつながりが見えてくる。幼少期に馴染んだ関西の地名も多く出てくるし、山の活動と日本の歴史との関係が見えてくる。ある意味、日本オリジナルファンタジーの原型の宝庫だな。とはいえ、歴史は苦手なので、おさらいが必要ですがw。2016/05/04

Junko Yamamoto

0
いつもの関節。切り口が分かりやすい。にしても虎島にいけないのは残念。。。  日本遺産にもなったのに。

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