内容説明
「邪馬台国論争」において封印された鏡。その鏡の名は、『金銀錯嵌珠龍文鉄鏡』。大分県日田市で出土し、重要文化財として東京国立博物館に保存もされている至宝“卑弥呼の鏡”はなぜ、黙殺され続けるのか?記紀をはじめ、考古学、伝承、地形、あらゆる視点を駆使し辿りついた、邪馬台国からヤマト建国の真実。古代史最大のミステリーが今明かされる。
目次
第1章 闇に消えた卑弥呼の鏡
第2章 金銀錯嵌珠龍文鉄鏡と卑弥呼の謎
第3章 二つの邪馬台国・卑弥呼と台与の確執
第4章 邪馬台国の深層
第5章 トヨの悲劇
終章 邪馬台国とカゴメ歌
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年生まれ。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに、日本古代史を研究。以後古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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