ベスト時代文庫
後添え―秋山久蔵御用控

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784584366363
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

五百両の値がついた天目茶碗。この一品の商談をすべく、贔屓筋の隠居宅に赴いた茶道具屋『玉泉堂』の主は大川に骸となって上がり、茶碗も消えた。南町奉行所与力・秋山久蔵の命を受けた、定町廻り同心・神崎和馬らの探索で怪しい人物が幾人か浮かんだ。時を同じくして、秘かな思いを寄せる久蔵に、後添えの話があると知った、久蔵の亡妻の妹・香織は身をひく覚悟を固めた…。好評シリーズ、急転回の第十一弾。

著者等紹介

藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に400本以上の作品を手がける。おもな脚本作品には「八丁堀の七人」「水戸黄門」「子連れ狼」などの人気作品も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかんべ

3
事件牽制のため起こった久蔵の縁談。義理の妹の香織は居場所をなくすと思い家を出る決意をする。お福、与平夫婦にせまられ香織を後添えとする。出て行く決意を久蔵に明かすとき、後添えとまでは行かなくても留められるか、和馬あたりに縁づかされるかと思わなかったのかな?はいそうですか、とは言うような久蔵と思わないだろう、一緒に暮らしていて。2013/05/14

ひかつば@呑ん読会堪能中

2
夫婦になっていることはすでに判っていたことだが、千五百石の旗奉行を相手にした大きな話が絡んでいたとはねぇ。心の揺らぐ香織と主より香織に従うお福と与平、そして久蔵の決意。いやぁ実に読み応えがあった。和馬の粗忽さも二人の後押しをしたのかもしれない。 2012/06/13

mercury

1
香織さんが可愛くてつい再読2011/05/17

suika

0
久蔵さん・・・もっとずっと年上だと思い込んでいた。ごめん。2010/11/30

rakim

0
やっとその気に。よかった。2010/06/01

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