内容説明
天下を騒がす贋の二分金。両替商の十文字屋善右衛門にとっても頭の痛いタネだった。「父様、わっちが贋金作りの下手人を見つけてくる」。娘のお駒はその名のとおり、深川でもつとに知られた跳ね駒である。さっそく幼馴染みで下っ引の捨吉をむりやり引っ張りだし、目明しまがいに飛びだしていったが、はてさて…。お江戸一のじゃじゃ馬小町が、八百八町にはびこる贋金を追って駈けまわる、痛快時代活劇。
著者等紹介
秋月達郎[アキズキタツロウ]
1959年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業ののち、東映に入社。映画『スケバン刑事』『はいからさんが通る』などのプロデューサーを経て、1988年に『鏡の中の私』で作家デビュー。同社を退社後、本格的な作家活動を開始し、歴史ファンタジーや歴史大河浪漫小説、架空戦記小説など幅広い作品を次々発表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺしみち
1
それなりに裕福なはずなのに蓮っ葉な物言いで下品な娘が主人公で、出てくるお侍は身分不相応な言葉遣い。草履取りも立ち位置不明。軽い雰囲気で進むのかと思いきや、気分が悪くなる変態場面。まとまりのない作品でした。続きの作品もあるようですが遠慮します。2018/03/12
オサム
0
娯楽作品としては中の下。だが江戸時代の貨幣鋳造や佃島の歴史等についての記述は大したもの。よほど勉強してから書いたものだろう。それほど研究しただろうに、なぜ町娘に「わっち」などという廓言葉を使わせたのだろうか。それが気になって気になって。2021/01/29
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