内容説明
80年代の少年期を、ひたすらゲームとコンピュータに費やした黒沢少年の記録を赤裸々に公開した問題作。黎明期のパソコンに群がるモンスター達の実態、実在する奇怪なショップの数々など、ウィンドウズ出現以前の混沌とした秋葉系事情を晒す。パソコンに触れたのも、ネットにつないだのも、ホリエモンより先だったのに。東南アジアの片隅でひっそりと暮らす、ホリエモンになりそこねた少年の、××と紙一重の懐かしい日々。
目次
第1幕 パピコン縄文時代(悪魔の英才教育;こんにちはマイコン ほか)
第2幕 イタズラ電話とネズミおやじ(コピーできるなんて、知らなかったよ!;電話という魔境 ほか)
第3幕 パソコン通信と魑魅魍魎(パソコン通信の理想と現実;気のいい仲間を集め、ひと儲けを企む ほか)
第4幕 コピー界のダースベイダー(お値段70万円の「女友達」;フォースの暗黒面 ほか)
著者等紹介
クーロン黒沢[クーロンクロサワ]
1971年生まれ。高校時代に香港・中国でチンピラにボラれまくり、以後アジアの虜となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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