内容説明
プロレスはもう死んだ。ここにきてのプロレス界の激動は今のレスラーたちが馬場・猪木の遺産を受け継ぐことができなかったからだ。私はあえて言う。なぜ全日本vs新日本でなければならなかったのか!レスラーがレスラーたるゆえんとはなんなのか!!もう一度力道山から立ち返って見直せ。これはファンよりも三沢や橋本、蝶野たちが読むべき本なのだ。ターザン山本はダメだというやからが多いが、文句があるなら大いに言ってもらいたい。ただし、この本を読んでからだ。
目次
第1章 力道山はレスラーの神話を作った最初の人物である
第2章 プロレスはあとにも先にも馬場・猪木あってほかはなし
第3章 プロレスとは対立概念で成り立つ因縁のスポーツなのだ
第4章 ヒクソンをつぶせ!プロレス再浮上の一番の近道だ
第5章 マスコミはファンの声聞かざれば道はなし新日本よ目を覚ませ!
第6章 自らを神格化できないレスラーに残された道それが“プロ格”である
第7章 二一世紀の到来それは“純プロレス”の終焉なのだ
プロレスの二〇世紀、そして新たなる世紀に向けて
著者等紹介
ターザン山本[ターザンヤマモト]
『週間プロレス』編集長・ターザン山本してプロレス界の発展に長年努める。以後、編集長を辞し、己の道をゆく。日本最後の無頼派。プロレスをこよなく愛し、ギャンブルに浸る毎日。現在『プロレス激本』編集長。『往生際。』(ぶんか社)、『プロレス式最強の経営』(日本経済新聞社)、『弾圧』(双葉社)、『ターザン山本の天国と地獄』(芸文社)、『G・馬場二つの心』(同文書院)など著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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