内容説明
“子爵はムキになって、夫人の秘所をくじり続ける。そして頃はよしと、先刻から怒張しつづけている太い陰茎の先を己が唾液でヌラヌラに塗り立て、荒々しく夫人の陰門にあてがうと、一気にズブリと突き入れた…”―明治・大正以降、密かに刊行されてきた性の禁書を発掘する発禁文学館シリーズ。大好評の第6弾は“隠れた名作”の誉れ高い『紫陽花』のほか『いろつばき』『濡れ若葉』など3編の傑作群を紹介。
著者等紹介
青木信光[アオキノブミツ]
1966年、ミリオンセラー『医学カード』で出版界に登場。読売テレビ第1回11PM大賞受賞。日本作家協会会員。編著書は『昭和禁秘抄』『大正禁秘抄』『欧羅巴禁書』『秘本図書(1)~(20)』『新秘本図書館(1)~(5)』(以上、小社刊)『性の美学』『女悦交悦』『北京性史』『女流楽人の追憶』『或る女シリーズ』『発禁図書シリーズ』『新版世界性医科学全集』『末摘花』など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。