内容説明
「絶対に傭兵になろう」―そう決意を固め、19歳で自衛隊を飛び出す。3年間にわたるフランス外人部隊での想像を絶する苛酷な実戦訓練の日々を経て、“戦争のプロ”をめざし、アメリカのSAS傭兵訓練学校へ。そして、25歳でついに実戦に参加。血と汗を流した訓練の最終成果で、戦闘ロボットとしての行動が可能に…今も世界を舞台に活動を続ける男の闘いの記録。戦場における「戦い」と「生き残り」のすべてが本書にある。
目次
1 フランス外人部隊入隊
2 砂漠の国ジブチ
3 フランス国内勤務
4 世界最強をめざして
5 戦闘インストラクターへの道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyantamaru
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ついこの間、どこかに戦争しに行ったとニュースになった男がかつての同級生であったことから本書に目が留まり読んだ。元自衛官がその任務の実践的でない有様、通常時の雑用に辟易として仏傭兵部隊に入隊してからの一連の話。19歳にして80年代というネットも普及してなかった世界に1人海外に出て、見ず知らずの土地で厳しい世界を乗り越えてきた精神力には驚かされる。少々胡散臭いところもあるも、終始主張(麻薬、大麻はしない。自爆テロは許さない)が一貫しているところは好感が持てる。ただ何が楽しくて他国のために命をはれるのだろうか。2014/11/18