内容説明
温かな眼差しで豊かな人生の味わいと愛の深奥を描く村上龍『冬の花火』。大人の女こその切なくもひたむきな恋心を謳いあげる小池真理子『時の銀河』。特別に書き下ろした作品二篇を一函に収めた愛蔵版。
著者等紹介
村上龍[ムラカミリュウ]
1952年佐世保生まれ。武蔵野美術大学在学中の76年、『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、芥川賞を受賞、ミリオンセラーになり一大センセーションを巻き起こす。『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『村上龍映画小説集』で平林たい子文学賞、『インザ・ミソスープ』で読売文学賞、『共生虫』で谷崎潤一郎賞を受賞。『トパーズTOKYO DECADENCE』『KYOKO』などの映画化で自ら監督。長編小説『半島を出よ』は毎日出版文化賞と野間文芸賞を受賞する。金融と経済のメール・マガジン『JMM』を主宰。2000年より芥川賞選考委員
小池真理子[コイケマリコ]
1952年東京生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒業。出版社勤務、雑誌、新聞等のフリーライターを経て、78年、初めてのエッセイ集『知的悪女のすすめ』を発表し、話題になる。85年、初のミステリー長編『あなたから逃れられない』を刊行。89年、短編『妻の女友達』で日本推理作家協会賞を受賞。96年、『恋』で直木賞を受賞。以後、恋愛小説や心理小説を多く手がけ、98年、『欲望』で島清恋愛文学賞を受賞。90年より長野県軽井沢町に在住、短編、長編、エッセイ等、優れた作品を数多く発表している。06年4月刊の長編小説『虹の彼方』で第19回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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