内容説明
9.11同時多発テロで消えたツインタワーの在りし日の素顔を伝える話題のドキュメント。アメリカ文化とグローバル経済の象徴であった同ビルに生きた人々と、複合高層ビル・プロジェクトに賭けた男たちの感動のドラマを活写する。
目次
1 世界貿易センター・プロジェクトの誕生―ポートオーソリティが描いた世界一高いビルの構想
2 実現不可能―数々の困難を乗り越えて
3 建設開始―ニューヨーク流の問題解決方法
4 ニューヨーク市民からの賛同―時の流れと共に変わった人々の意識
5 建築デザインの生いたち―ポートオーソリティの大胆な選択
6 世界貿易センター構想―究極のオフィスビルを目指して
7 大都市・世界貿易センター―その一日
著者等紹介
ギレスピー,アンガス・K.[ギレスピー,アンガスK.][Gillespie,Angus K.]
エール大学卒業。フルブライト奨学生。現在はニュージャージー州ラトガーズ大学のアメリカン・スタディ助教授。建築、エンジニアリング、交通の分野を専門とし、特に船舶、ハイウエイ、高層ビルについて深い知識を有する
秦隆司[ハタタカシ]
1953年に東京で生まれ、横浜で育つ。74年に渡米後、マサチューセッツ大学卒業。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校大学院中退。専攻は現代音楽作曲。96年、ロサンゼルスの雑誌社「ジャーナル・インターワールド」に入社し、記者/編集者として活動。88年、同社ニューヨーク支局編集部長。その後「ベルリッツ・ジャパン」の出版部門等を経て94年に独立、ニューヨークで出版社「バックアップ・カンパニー」を設立する。96年には雑誌「アメリカン・ブックジャム」を創刊し、編集長としてアメリカの本と文化の紹介に努めている
佐藤秀明[サトウヒデアキ]
1943年、新潟生まれ。日本写真家協会会員。日大芸術学部写真学科を卒業の後、フリーのカメラマンになる。1967年、ニューヨークに渡りニューヨークに生きる人びとや世界貿易センタービルの写真を撮り続ける。その間、世界の辺境を旅して数々の作品を発表する。同時テロ後の2001年12月に30年間撮り続けた作品をまとめて写真集『REQUIEM WORLD TRADE CENTER』(マガジンサポート刊)を出版。現在、同時テロ1周年の9月に刊行予定の書籍と写真集を執筆・制作中
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感想・レビュー
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