カルロス・ゴーンに学ぶ改革の極意

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784584186275
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0034

内容説明

日産自動車という一つの企業をスタディ・ケースとして、カルロス・ゴーンの経営の秘密に限りなく迫る!改革に取り組む心得、リーダーシップの発揮の仕方、改革に対する基本的考え方と姿勢、戦略の立て方、改革の手順、社員をやる気にさせる手法、「必達目標」の設定の仕方、実行の方法など、カルロス・ゴーンの改革の手法に肉薄し、その極意を明らかにする。

目次

第1章 グローバル化の荒波に乗って現れた改革者―再建のプロの手腕に生死を預けた二羽のレイムダック
第2章 主導権を握った外来司令官とルノーの精鋭部隊―旧経営陣を追放して若手で新体制を編成する
第3章 率先垂範するトップ・リーダーの姿―危急存亡のとき部下は一斉に経営トップを仰ぎ注目する
第4章 カギは徹底したコスト削減と資産売却―カルロス・ゴーンが磨き上げた改革マニュアルの鋭い切れ味
第5章 改革を阻む抵抗勢力の排除―敵は社外ではなく内部にいる
第6章 ゴーン流人心掌握術―精神を叩き直し、やる気を喚起、必達、信賞必罰で臨む
第7章 日産リバイバルプランの新たな展望―顧客の意見に耳を傾けよ、顧客はいつも正しい

著者等紹介

板垣英憲[イタガキエイケン]
政治評論家。元毎日新聞政治部記者。1946年(昭和21)広島県生まれ。中央大学法学部卒。毎日新聞東京本社入社後、社会部を経て浦和支局で埼玉県警本部担当。その後、政治部(首相官邸詰め、福田首相、大平首相各番記者、内閣官房、文部省、厚生省等を担当)から経済部(通産省、建設省、公正取引委員会、大手証券各社を担当)の記者を歴任。1985年(昭和60)、政治評論家として独立、執筆活動に入る
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

5
言って聞かせ やって見せて やらせて 褒めないと 人は行動しない。まさに改革する時はトップが有言実行で行動して成果を上げていかないと部下が付いて来ない。目標ビジョンを簡単な言葉でコミットして各チームに分けて改善や改革をレポートの書かせて、自分たちでレポートを書いたのだから実際に行動し成果を上げる背水の陣みたいな心理状態にさせて果敢に行動させる。組織を動かす計画的な心理。部下の成果を報いる方式もきっちりしている。業績が上がれば感謝の言葉とボーナスで報いる。日本人は危機を感じると侍精神で土壇場を切り抜ける2014/03/06

K.T

3
カルロスゴーンさんの本は何冊か読んでいるので、ある程度書かれている内容に既視感があったけど、やっぱり改めて読む度にこの人がやり遂げた仕事の凄さに驚嘆の意を禁じ得ない。あれだけの大組織をマインドから変えれたというのは本当に本当に凄い事だと思う。大局から考察し、細部に至るまで指示をして自分も現場に入り込んで率先する、事実と数字から自説を唱えて説得させるからみんなが納得する、多分これがポイントなんだろう。ここまでではなくともうちの会社も似た様な部分はある。さぁ、役員としてどうするか。真剣に考えよう。★★★☆☆2017/05/06

Takeshi Nakajima

0
随分と前のことのように感じるが、今でも通じると思うことがたくさんあるように思いました。それにしてもすごい手腕です。2013/10/24

Kentaro

0
売上高の低迷がデザイン力の弱さ、人事闘争に利用されたブランドの復活(Zの復活や北米でのダットサンの復活)により、売り上げの復活に至るなど、日本的経営の悪の部分を洗いだし、外圧がないと動かない経営、事なかれ主義でわかっているのに断行できない経営、年功序列を意識しすぎて有能な人材を眠らせてしまっている経営などの問題点をつまびらかにした一冊でした。日産には優秀な社員が多数残っていたのが早期復活できたキーポイントだなと改めて感じました。2017/03/27

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