内容説明
日産自動車という一つの企業をスタディ・ケースとして、カルロス・ゴーンの経営の秘密に限りなく迫る!改革に取り組む心得、リーダーシップの発揮の仕方、改革に対する基本的考え方と姿勢、戦略の立て方、改革の手順、社員をやる気にさせる手法、「必達目標」の設定の仕方、実行の方法など、カルロス・ゴーンの改革の手法に肉薄し、その極意を明らかにする。
目次
第1章 グローバル化の荒波に乗って現れた改革者―再建のプロの手腕に生死を預けた二羽のレイムダック
第2章 主導権を握った外来司令官とルノーの精鋭部隊―旧経営陣を追放して若手で新体制を編成する
第3章 率先垂範するトップ・リーダーの姿―危急存亡のとき部下は一斉に経営トップを仰ぎ注目する
第4章 カギは徹底したコスト削減と資産売却―カルロス・ゴーンが磨き上げた改革マニュアルの鋭い切れ味
第5章 改革を阻む抵抗勢力の排除―敵は社外ではなく内部にいる
第6章 ゴーン流人心掌握術―精神を叩き直し、やる気を喚起、必達、信賞必罰で臨む
第7章 日産リバイバルプランの新たな展望―顧客の意見に耳を傾けよ、顧客はいつも正しい
著者等紹介
板垣英憲[イタガキエイケン]
政治評論家。元毎日新聞政治部記者。1946年(昭和21)広島県生まれ。中央大学法学部卒。毎日新聞東京本社入社後、社会部を経て浦和支局で埼玉県警本部担当。その後、政治部(首相官邸詰め、福田首相、大平首相各番記者、内閣官房、文部省、厚生省等を担当)から経済部(通産省、建設省、公正取引委員会、大手証券各社を担当)の記者を歴任。1985年(昭和60)、政治評論家として独立、執筆活動に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
K.T
Takeshi Nakajima
Kentaro