内容説明
日本マクドナルド創業25周年のいま、藤田田「成功の法則」を集大成。
目次
1章 価格破壊は歴史の必然である
2章 デン・フジタの成功の法則
3章 ビジネス成功の法則
4章 規制緩和なき日本に明日はない
5章 ビジネス・チャンスは無限にある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柔
20
ビジネスは儲けなきゃ意味ないでしょ!とガツン。敗者の美学なんて通用しない。性悪説に立って物事を考える。英語なんて簡単。できて当たり前。金の卵を期待せず、入社してから育てる。徹底的に実力主義で生きた人なのだとよく分かる。日本人の常識をぶち破った考えが目から鱗。物を捨てさせることを考えろ。消費税は都道府県で決め、地方税にすればいい。外国へ出て安い価格で米を作ればいい。ビジネスにホームランはない。「時間×努力」が巨大なエネルギーになる。人生は20%が嬉しいこと。80%は辛いこと。こうして生きれば何もない。2021/03/25
まめタンク
7
2012年49冊目。日本マクドナルドの創始者である藤田田氏の著書。ハンバーガー100円など社会に衝撃を与えた。結果的に安売りがブランドイメージを壊す結果になったが、銀座に1号店を出店した際にはお米文化に革命を起こした。内容は古い、しかし先見の明、千里眼凄い。ソフトバンクの孫正義氏に「コンピューターを学んでこい」といった逸話はさすがだ。2012/08/14
T K
6
古いが古くない! 「世の中の景気がいい、悪いというなかれ、与えられた環境はみな同じなのである。勝って官軍となるかならないかは、人それぞれが新しいビジネスを創造しうるかどうかにかかっているのである。」価格破壊と日本の米食文化を変えてしまった… 日本マクドナルド創始者デン氏。 今のマックをどう思うのだろうか…「女と口」コンプレックス、負の遺産と消化されるモノを狙う。また3世代にアプローチしている(今親に連れられマックに行く子供が大人になり自分の子供をマックに連れていく)長期的視点に脱帽。2014/12/31
ZERO
4
日本マクドナルド創業者の経営理念。 戦前・戦後・昭和を生き抜いた人特有の芯の強さを感じつつも時代を読み取る柔軟性。 だが、昭和・昭和と言われ少し敬遠されつつあるこの頑固さ・芯の強さ・骨太なところがまた再び今の時代に求められている気がしてやまない。2023/06/22
リンキン
3
本棚眺めてたら懐かしいなと思い再読。 ・性悪説に立つ ・長期的視野を持つ。マックは30年かかるビジネスだった。 ・人間は欲望を持った動物。 ・毎日決算、簿記3級2021/05/18