ワニの本
女皇の帝国―内親王那子様の聖戦〈4〉1942巨艦出撃!

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584179659
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

我々の知る昭和に似た、別の歴史にある『1942年』の初夏。―戦艦砲を遥かに超える破壊力と射程を持つ巨大列車砲「ユニコーン」「サイクロプス」。航空機に向けて必殺のシャワーを浴びせる大口径対空自走砲「フーリガン・タンク」。9トンもの爆弾搭載量を有し推進式プロペラを装備する超距離爆撃機「雷神」。これら無敵の装備に、900機の艦載機、乗員数は2万人―。それが、大日本帝国海軍の誇る海上移動要塞こと氷山式空母「草薙剣」である。内親王那子様座乗の「草薙剣」は母港アラスカを出撃、ミッドウェー諸島方面へと舵を切った。ソ連海軍は、常識を越える巨艦の出撃に対抗すべく、迎撃艦隊を編成する。そして、「草薙剣」の刺客として、「ツングースカ」と改名された戦艦「武蔵」が差し向けられる。かくして、日ソの死力を尽くす壮絶な艦隊砲撃戦の火蓋が切られた。祖国奪還の最終兵器を手にした可憐な姫君が、激突する巨艦の決戦に挑む、『女皇の帝国』第四弾、満を持しての登場。

著者等紹介

吉田親司[ヨシダチカシ]
岡山在住。仮想戦記兼ライトノベルス作家。日本SF作家クラブ会員。情報処理会社をリストラされたのち本格的作家活動に移る。著作は60冊を超え、いずれも好評を博している。最近は電撃文庫やGA文庫などのライトノベルも手がけ、早川書房にてSF界にも進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

える子

1
塩漬けから解凍。氷山空母内蔵のビックリドッキリメカと、那子様周りの安定したやや時代劇的な作劇が大半を占めるが、個人的には最後の最後まで「大いなる小物」であったチェロメイ大佐にキャラクター的魅力を感じた巻であった。 恐ろしく俗悪(褒め言葉)で魅力ある小物キャラを書けるのは本当に凄いと思った次第。2022/10/01

m.murasaki

1
ついに全容を現したHシップこと氷山空母、まさか文字通りの意味だとは思いにもよらず。数々の新兵器投入による逆転劇。ロシアの女性エース、リリー・リトヴァクとの決着。そして敵役チェロメイ大佐の退場と1巻からの仕込みをすべて使いこむ展開が大いに盛り上がりました。2011/01/13

池田羽衣

1
 ついに架空戦記界(?)の悪役がチェロメイが悪夢の旅立っていきました。  しかし、氷山空母は夢想の固まりですよね。本当には絶対に建造が出来ない気がしますね。でも英国は実際に作ろうとしていたみたいですけどね…。2010/07/23

菊地

1
これほどやっつけて「ざまぁぁぁぁぁぁぁ!」と思える敵役は珍しいかもね。チェロメイの最後にまるで同情心が湧いてこず、悪役として素晴らしい最後でした。2010/06/20

三毛招き

0
いつのましてトんでるなぁ、吉田さんw2010/06/14

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