内容説明
日本は古来より、「和」を重んじる社会であった。「和」とは一言で言えば、協調性のことであり、対人関係を円滑に保つことでもある。日本人は今も「和を乱すヤツ」を嫌うが、歴史の中でそういった人物を必要とする時が往々にしてあるものだ。そこに「旧秩序の破壊者」―織田信長の存在理由が見えてくる。
目次
第1章 誤解された日出づる処の天子
第2章 歴史の神が導いた鎌倉という時代
第3章 連綿と続く戦国の思想
第4章 覇王信長が歴史に投げかけた波紋
第5章 ビジョンを持たなかった秀吉の不幸
第6章 悪玉にされた平和希求者・家康
第7章 江戸の泰平を揺るがす二つの変革
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年、愛知県生まれ。早稲田大学卒。TBS報道局記者時代に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。以降、作家活動に専念。独自の歴史観を構築し『隠された帝』『覇者』などの小説や、『言霊』『日本史集中講義―点と点が線になる』『天皇になろうとした将軍』などの評論と両分野にわたり、精力的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BluePlanet
6
★★★ 2007年7月25日発行。歴史の教科書には書かれることのない大胆な仮説で七つの秘められた歴史を謎解く・・・。織田信長の存在意義、ビジョンを持たなかった秀吉の不幸、悪玉にされた平和希求者・家康あたりはこれまでの著者の本を読んでいるとなるほどと。そして、綱吉の生類憐みの令は日本歴史の中でも「価値の大変換期」となったとする説も十分肯けました。最後の龍馬の暗殺者の推理は結構納得できました。それにしても著者の歴史考察にはほんと脱帽ですね。2014/12/13
ホリエンテス
1
今までの内容のダイジェスト版。信長を『和』の国日本において独断突破で突き進んだ稀有な存在、新世代の改革者と評価しているのはよくわかった。2015/08/20
二分五厘
0
2000.11.17




