内容説明
中国・雲南省・納西族の「トンパ文字」。彼らは、この文字を使って大切な物語を受けついできた。今日この一日を楽しく、なごやかに。そんなメッセージがこのユーモラスな文字から聞こえてくるから不思議、不思議…。
目次
夢
水
雨が降る
耕す
稲
米
豊富な食料
食べる
星を看る
晴れる〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョニーウォーカー
3
中国雲南省の山岳地帯。人口およそ24万人のナシ族によって脈々と受け継がれている世界最後の象形文字「東巴(トンパ)」。どこかピクトグラムを連想させる独特の形状と、いまにも動き出しそうな躍動感にあふれた文字たちは、翻訳を見れば思わず「なるほど!」と唸らせる不思議な説得力がある。もしもこの文字で自分の名前が表現できるとしたら…ぜひサイン用の印鑑をつくってみたいものだ。2009/04/27
ybhkr
1
著者の浅葉氏の講演会で購入。著者のトンパや言葉や文字への愛情が伝わってくる。トンパ文字のサイン入り。大事にしよ。2016/07/29
minami
0
仲畑さんすごい人だと思うし、尊敬してるんだけど、これに関しては仲畑さんの文章はジャマだと思っちゃいました。なんか、お説教みたいな感じだし。もっと自由に文字を見て、意味を見て、感じさせてほしかった。2010/11/15