内容説明
「政治家は二流だが官僚は一流」「世界でもっとも優秀な頭脳組織」といわれる日本の官庁。が、一方では「縦割り行政」「特権意識」「天下り」などとつねに批判の矢面に立たされてきた。また最近は、住専、薬害エイズ問題などの不祥事で、その行政能力や倫理観に対する疑問、不信感が、さらに強まっている。そうした官庁とは、いったいどんなしくみなのか。官僚とは、どんな人間なのか。実際、その組織や人事は複雑で、また、役所の秘密主義が強いため、一般の国民には、なかなか知ることができない部分が多い。そこで、これまで触れられることのなかった分野にまで視野を広げ、多角的な取材を通して「官僚の世界」を浮き彫りにしたのが本書である。
目次
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