消えた剛速球―157キロで駆け抜けた直球人生

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784584159309
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

1990年にドラフト1位で中日に入団し、救援勝利4、セーブ31を挙げ、最優秀救援投手・最優秀新人賞を獲得した速球王が語る白球に懸けた情熱の半生。

目次

1章 父の死―病気の父と過ごした少年時代
2章 二人の父親代わり―亜細亜大・矢野総監督とNTT東京・森監督
3章 ドリームズ・カム・トゥルー―プロの世界に導いてくれた恩人・星野監督
4章 ファーム暮らし―憧れのライアンとの出会い
5章 転機―トレード、野球留学
6章 ネバー・ギブ・アップ―二度の解雇、入団テスト
7章 引退を決意した瞬間―『野村の教え』に考えた最後の一年
8章 日本プロ野球改革論―ファーム、入団テスト、プロアマ問題、公式戦沖縄開催
9章 夢のメジャーリーグ―特別な存在・野茂、イチロー対与田、素顔の新庄
終章 未来へ―お勧めしたい野球の見方、今後の与田剛

著者等紹介

与田剛[ヨダツヨシ]
1965年12月4日千葉県生まれ。周西中、木更津中央高、亜細亜大、NTT東京を通じて投手。NTT東京の森二郎監督に見出されて開花。149キロのストレートを武器に、89年、全日本チームに参加、5月のキューバ戦、8月のインターコンチネンタル大会(プエルトリコ)、アジア選手権(韓国)で活躍。90年、ドラフト1位で中日に入団。同年オールスターに出場、また救援勝利4、セーブ31を挙げ、最優秀救援投手・最優秀新人賞を獲得。96年、シーズン途中でロッテへ移籍。97年、シーズン終了後、日本ハムに移籍。99年、シーズン終了後、阪神に移籍。2000年、引退。182センチ、89キロ、右投右打。現在、NHK、東京中日スポーツにてプロ野球解説者として活躍中
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

136
与田選手、ドラゴンズでデビューしたトキのインパクトはホント、ハンパなかったですね〜。そんな与田選手が現役時代に本当に度重なる怪我に苦しみながらも、自分としっかり向き合い、挑戦し続ける姿に胸がアツくなりました。本作の頁の一番最初に『失望するなかれ』と書かれており、この一言が本作を読み終わってから、さらにココロに響いてきます。華々しい成績は残念ながら、新人のトキだけになってしまいましたが、そんな完全燃焼を本人が全く悔やんでないコトに、改めて敬意を表します。いよいよ監督になりましたが、本当に頑張ってほしいです。2018/12/11

藤吉 功

1
157キロという当時最速のボールを投げた中日の与田投手の自叙伝。人間的にも尊敬できる器のでかい人。例えば、ブルペンで練習をしている時に、相手のチームのファンが嫌がらせに、与田選手におにぎりをぶつけた。製造年月日を確認して何と食べ始めた、投げた相手に「どうせなら、お茶もくれよ」と話をした。きょとんとした顔でお茶を差し出したその彼は、最後にこう言った。「がんばってください」 さすがですよね。普通なら、激怒してしまうのに、こういう人間力が格好いい。真似をしたいと思った!2013/09/09

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