出版社内容情報
秦軍が数多の反乱軍を蹂躙するなか、章邯により王・田憺が討たれた斉国であったが、
田栄・田横兄弟らの必死の抗戦により九死に一生を得る。
斉と楚の関係改善のためにあえて無官の身となり、楚軍を率いる項梁へ会いに向かう田中。
項羽と劉邦に再会し、范増や宋義といった要人たちとも交わりを持ったことで、項梁の死を避ける道を見出した田中は、のちの“三傑”とも出会うこととなり…。
コミカライズも大好評! 大河歴史ファンタジー、気炎万丈の第4巻!
内容説明
秦軍が数多の反乱軍を蹂躙するなか、章邯により王・田憺が討たれた斉国であったが、田栄・田横兄弟らの必死の抗戦により九死に一生を得る。斉と楚の関係改善のためにあえて無官の身となり、楚軍を率いる項梁へ会いに向かう田中。項羽と劉邦に再会し、茫増や宋義といった要人たちとも交わりを持ったことで、項梁の死を避ける道を見出した田中は、のちの“三傑”とも出会うこととなり…。大河歴史ファンタジー、気炎万丈の第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
39
斉を抜けて楚へとやってきた田中が、歴史を変えるべく暗躍します。秦との戦いも佳境になってきたところで、お話も盛り上がってきました。項梁を生かすために田中が忠言したことから、さらに物語が発展していきました。楚漢戦争の超重要人物もとんでもないかたちで登場してきて、かなりワクワクする展開でした。物語はかなりじっくり腰を据えて描かれていて、「項羽と劉邦」好きとしてはとても楽しいですね。とはいえ、そろそろ大きな山場も見せてもらいたいところではあります。秦との激突と、斉の大立ち回りに期待しつつ続刊を待ちます2021/12/16
サケ太
17
まさかの展開!お前が動くんかい!という感じ。歴史の修正力には抗えないのか。そして、彼がラスボスになるのか。田横との再開。秦打倒もどのように進むのか楽しみ。2021/12/07
dorimusi
7
なかなか盛り上がってきて、カミングアウトもあったりして一つの山場を迎えそうなところまで!で続刊なしかぁ。 なろうも止まってるし売り上げの問題でもないのかな。ここまで結構面白かった分残念。2024/04/15
Abercrombie
6
成程、項梁を戦死させなければ、項羽の暴走も劉邦の台頭もない。上手いことを主人公考えたと思ったんだけどねぇ…。天の意思とやらはあくまでも大きな歴史改変を許さない。そりゃ改変がホイホイできてしまうのも問題だけど、こうもことごとく拒まれてはタイムトラベルものの面白さが半減だよ。2022/02/15
nas
5
あっという間に読み終わっちゃった気がする2022/01/02