内容説明
ひとことで言ってしまえば、私にとってそこはとても「居心地のいい場所」だった。エサレン研究所は専門家による研究だけではなく、年間を通して、一般の人が参加できる講座がたくさん開かれている。心理学や芸術、ダンスなどのうち、いくつかはアメリカの大学に換算できるから専門的といえる。ネイティブ・アメリカンの先生をはじめ、そこにいる人たちの振る舞いや話しかけてくる言葉、それら一つ一つから、私は居心地のいい自分とはどんなものかを教えてもらった気がする。この本はそんなエサレンで教えてもらったことのエッセンスを私なりにまとめた、いわばエサレンのお土産のような1冊です。
目次
何かがないのも個性のうち
ひとりよりもふたり
小石を持ち歩こう
浮かんだイメージを書き留める
水曜日に魚を丸ごと食べよう
地球と綱引きしてみよう
洋服が助けてくれる
誕生日にはじめよう
一年後の朝を想像する
空のごきげんをうがおう〔ほか〕