内容説明
粉料理研究家、堀井和子さんが贈るイラストと文と写真、簡単レシピで綴る書き下ろしエッセイ。
目次
きつね色の皮の食パン
我が家のミルクティー
夏休み、朝6時の約束
朝のチーズ
ジャムとはちみつのための器
木の見えるテーブル
散歩の収穫
家のシンプルな丸パン
セロリの葉の炒り煮
裏の畑の大根〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
44
焼き上げたきつね色の食パンの皮を手でちぎって食べる、ミルクたっぷりミルクティのあたかい味。茨城の伯母の目玉焼きに、バスクの何日たっても美味しいバゲット、夫の実家の秋田のマスの味噌焼き、妹さんの石巻のくるみと黒ごまのふっくらがんつき。どの朝食も美味しそう。特に食後にリビングに移って柳の見えるソファーで夫とお茶を楽しむ時間が素敵だなぁと思いました。窓からの景色もごちそう。ジャムやパンケーキのこつにふむふむ。私は果物が好きなので「朝食の果物」のページが特によかったです。かための白桃に無塩バターをぬって黒胡椒!2018/01/20
あつひめ
40
朝の時間の過ごし方がなんて上手なんだろうと感心しました。自分の好みの物、好みの部屋で作って食べるブレックファースト・・・。とっても贅沢だと思いませんか?それも高級なものを食べるわけではなく、自分で焼いたパンとか丁寧に入れたミルクティーとか・・・。私も早起きだけれど、朝食を丁寧に作る部分がイマイチ欠けていると反省して新年早々、ナイスなタイトルの1冊と出会いました。和食、洋食に限らず自分のお気に入りを見極めることが第一歩なのかな。食器や調味料とかも。まずは、おいしいミルクティーと素朴な丸パンを作ってみよう。2012/01/07
たろさ
9
[図書館本]食べてみたいもの、使ってみたいもの盛りだくさん。パンケーキではなくパンケーキパンを「見るからにおいしそう」と表現するところにとても好感が持てた。松本が出てくると伊藤まさこさんのエッセイを思い出す。長野行ってみたい。2018/03/17
千頼
2
憧れ!作者が好きな朝ごはんが集まっている。ジャムの作り方は真似したいし、好きなパンの焼き方や珈琲の淹れ方をマスターしたくなった。自分が好きなものくらい自分でこだわれよ私!と気合が入った【図書館本】2022/08/23
meg
1
かわいい本。 食事、おやつも気持ちなんだ。 気持ち良く食べるコツがちりばめられた本書にヒントをもらえた。2023/02/21