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出版社内容情報
引きこもりは、発達障害(アスペルガー)が原因の一つでもある、と言われる。
2018年内閣府の調査で40歳から64歳までの「引きこもり」が、61万人。その彼らを支える親たちが「無職」になったら・・・今、世間で不安視されているのが、「7040」問題。働けない70代の親とアラフォー世代の働かない息子。生活の破綻は必至である。しかし、その息子たちが働けない原因は、本人が悪い、親が悪いよいう話ではなく、実は、発達障害が関係しているという議論を展開。著者の吉濱ツトム氏は、自らのアスペルガー体験で立ち直った発達障害カウンセラー。氏はズバリ、引きこもりは発達障害が原因の一つであるとする。では、どうすればいいのか? 引きこもり者を治療するという発想を捨て、今の「生きづらさ」を回避し、自らの「長所」でカバーする。社会への小さな第一歩を確実に踏み出せる方法をわかりやすく解説します。
内容説明
君の「生きづらさ」の正体とは…。そもそも、なぜ「ひきこもり」となってしまったのでしょうか。自分がダメ人間だから?甘えているから?はたまた親のしつけが悪かったから?いいえ、違います。その考えはいったん捨ててください。ひきこもりの多くは「発達障害」と関係しています。(本書より)
目次
第1章 「自分のトリセツ」を作ってみよう―「ひきこもりの壁」発達障害と向き合う(「ひきこもり」とは何か;ひきこもりの本当の問題 ほか)
第2章 暗闇から手を伸ばせ―“7つの実例”ひきこもりの絶望から脱出できた理由(ケースA 雑談ができない、空気が読めない、女子社員から仲間はずれ(女性28歳/ひきこもり歴4年)
ケースB 体調不良がひど過ぎる、朝起きられない、仕事中に機能停止(男性32歳/ひきこもり歴10年) ほか)
第3章 僕はこうして「ひきこもり」から立ち直った(元ひきこもりの僕だからわかる君の「生きづらさ」;典型的な自閉症 強烈な“困ったちゃん”だった僕 ほか)
第4章 発達障害を「生きがい」へ変える 「自分流」働き方改革(ひきこもりについての2、3の誤解と事実;発達障害が武器になる「働き方改革」 ほか)
著者等紹介
吉濱ツトム[ヨシハマツトム]
発達障害カウンセラー。幼い頃より自閉症、アスペルガーとして悩み、長期間にわたる「ひきこもり」を経験。悲惨な青春時代を歩むが、自ら発達障害の知識の習得に取り組み、あらゆる改善法を研究し、実践した結果、数年で典型的な症状が半減。26歳で社会復帰。以後、自らの体験をもとに知識と方法を体系化し、カウンセラーとなる。同じ症状に悩む人たちが口コミで相談に訪れるようになり、相談者数は2000人を超える。現在、個人セッションのほか、教育、医療、企業、NPO、公的機関からの相談を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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チヒロール
しゅんぺい(笑)
ハリネズミ王子
ジム
あじつけ