幻想の√5―なぜ私はオウム受刑者の身元引受人になったのか

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幻想の√5―なぜ私はオウム受刑者の身元引受人になったのか

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784584139035
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

マスコミが報道しなかった!できなかった!
オウム死刑囚たちの肉声と素顔が明らかになる。

なぜオウム真理教事件は引き起こされたのか?
いままで語られなかった事件の真相と再発防止のための第一級資料が公開。

「なぜ私はオウム受刑者の身元引受け人になったのか」死刑執行された林泰男、早川紀代秀ほか死刑囚たち、また無期懲役としていまも収監されている中村昇受刑者(オウム真理教最古参メンバーのひとり)と、著者は15年にわたり面会や書簡を通して交流を続けてきた。そこで見てきた死刑囚たちや受刑者の素顔とはどんなものだったのか? マスコミにこれまで一度も公開されることのなかった彼らの肉声とは何だったのか? かつて仲間だった死刑囚たちが死刑執行されたいま、中村受刑者は何を思うのか? 戦後最大の悲惨な宗教事件として名を残すオウム真理教事件。あのようなことはもう二度と起こらないと言えるか? 事件当時、そして死刑執行直前まで彼らが考えてきた再発防止とは? 死刑囚また受刑者の肉声からは、これまで公開されてこなかった加害者たちの素顔と、事件を起こすまでの彼らの心理状態が赤裸々に語られている。「オウム真理教事件」の真相に迫った第一級資料として世に問うノンフィクション。

内容説明

林泰男死刑囚、早川紀代秀死刑囚、中村昇受刑者との書簡と対話を初公開。マスコミが報道しなかったオウム真理教事件・元幹部たちの素顔と再発防止を願った証言。彼らはいったいどんな人間だったのか?無期懲役の受刑者はいま何を思うのか?

目次

第1部 死刑囚たちの出会い(暴行事件とPTSD;オウム死刑囚との奇妙な出会い;律儀なヒューマニスト林泰男;未決勾留時の中村昇;早川紀代秀と3畳一間20年;なぜ私は身元引受人になったのか)
第2部 生と死の幻想―2018年の対話(伊福部高史さんと再発防止を考える;中村昇受刑者との対話;破滅幻想としてのオウム真理教)

著者等紹介

中谷友香[ナカタニユウカ]
兵庫県出身。2000年、神戸大学卒業。大手塾講師・教員採用試験教育心理講師・教育カウンセラーを経て関西圏で個人セッション・ワークショップも開催。チベット・古代ヨーロッパ・シュメールなどの文化や文明にも関心が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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マイケル

4
グルと共に信者も救世主幻想を抱いた誤りやマインドコントルールの恐ろしさ。「ノストラダムスの大予言」やハルマゲドンなんて言葉の流行った世紀末。チベット仏教の信仰や修行生活のはずがいつの間にか薬物テロ事件の実行犯として死刑囚に。坂本弁護士事件で強制捜査すればその後の松本サリン事件と地下鉄サリン事件は防げた。「サリン事件死刑囚 中川智正との対話(アンソニー・トゥー)」で抜け落ちている宗教的側面が本書に書かれている。1章の著者PTSDの原因はまるで白夜行(東野圭吾)のよう。男友達に暴行依頼なんて。(ネタバレ?)2020/09/02

Egon

1
伊福部さんの青年と宗教の話は自分の中では斬新でめちゃくちゃ宗教に興味が出た。正しく生きたいと真剣に想う気持ちの先は宗教を避けて通れない気がする。2020/01/12

ヘミングウェイ・ペーパー

1
オウム真理教の林泰男死刑囚、早川紀代秀死刑囚、中村昇受刑者(無期懲役)との交流の経緯と文通や面会内容をまとめたものだった。身元引受人にまでなったという著者と中村昇受刑者との15年にも亘る交流内容がメインだが、オウム真理教の教義が前提となっている部分もあり、所々難解なところがあった。理解しない方がいいのかもしれないけれど……。 【メモ】(p.349) 彼らの大きな後悔は、「おかしい」と感じた時に、「自分の感受性」を見過ごしてしまったことであった。2019/12/01

蟻井える

1
5時間で読了。法学の授業が初学者向けで、資格取得時に散々やった部分で暇で後ろの方の席に座って読んでいた。高校の副校長にオウムに入れられて出家したなんて、可哀想過ぎる。麻原は別として、生徒複数を引き摺り込んで一人だけ逃げ仰せたこの副校長は死刑になった信者たちより罪が重い。今も生きているのだろうか?全体として非常に良くまとまっており読みやすく、面白い。犯罪者グルーピーの女の話だと思っていたら全く違った。フィクションでないだけに、プライバシー配慮のため記述が難しい箇所もあろうが、今はどうしているのか気になる。2019/07/11

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