内容説明
売国奴に騙されてはいけない!
目次
第1章 安倍政権とは何だったのか(戦後レジームからの脱却?;周辺の乞食言論人 ほか)
第2章 だからあれほど言ったのに(肩書きや学歴に騙される人たち;B層の聖域になった安倍晋三 ほか)
第3章 無知とデマで世界はまわる(国の命運を国民投票で決めるな;邪悪な人間と闘うために ほか)
第4章 安倍晋三の正体(「劇場型政治」が日本を滅ぼす;東京の「橋下化」が止まらない ほか)
著者等紹介
適菜収[テキナオサム]
1975年山梨県生まれ。作家。哲学者。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
23
B層の研究の著者、適菜収さんの嘆き節です。私も基本余り時事関係は興味が無いのですが、流石に嘘つき男の人を小馬鹿にした薄ら笑いを見るにつけ「日本終わってる!」と思わざるを得ません。一億総活躍社会とか本当にやめてほしい。活躍しているのは活躍しなくていいやつばかりではないか。もはや世界の笑いもので御座います。安倍が強い理由は、ものを知らないからだ。エリートは打たれ弱いし、正常な人間は恥を知っている。バカがバカを支持するからバカな国になる。オリンピック何故返上しなかったのか?子供は母ちゃんの乳でも吸ってろ!2018/03/01
フリスビー
10
安倍が強い理由は、ものを知らないからだ。エリートは打たれ弱いし、正常な人間は恥を知っている。今の日本の解体(移民推進、家族制度の破壊、既成権益の破壊)は、安部一人を引きずりおろせばすむ問題ではない。私は、「安倍晋三的なもの」を否定し、戦い続けることで、日本の崩壊を少しでも遅らせたいと思う。病んでいるのは、ああいう人間を持ち上げ、野放しにしてきた私たちの社会だ。病を治すには、その根本を直視する必要がある。とりあえず、TVや新聞で事実誤認や極端な偏向があったときは、マメに公式サイトに投稿するとしよう。2018/01/24
坊っちゃん
7
★★★2020/04/17
ukmsblue
7
簡潔かつ鋭い時評が連なる。現首相をグローバリストと捉えている点はなるほどと合点がいった。復古主義的、伝統主義的イメージを印象付けながら、やっていることはある種の極左暴力革命主義者のような破壊的政策。新自由主義によってバラバラになった個人を、むりやり統制下に置くのにもってこいなのが手っ取り早い善悪二元論であろう。誰しも正義の側に身を置きたいが、その正義すら明日には恣意的に悪に塗り替えられる不安。衆院解散で現れた希望”らしい”党の内実もこのようなものだろう。現政権と組んでの大政翼賛会の復活になりませんように。2017/10/05
LastSamurai03
6
政府がやっていたことを総ざらい。 相変わらず切れ味の鋭い言葉の刃。 著者の言動を以前は「下品だなあ」と思ったが、こうでも言わないと活字を読まない層には届かないのかもな、とも思う。 近代保守の巨塔たちが残した古典の重要性を教えてくれる点ではとても良い本。2018/01/08