内容説明
「マルクス経済学」(社会主義)から、フランクフルト学派「批判理論」、フロイト「エディプスコンプレックス」、丸山眞男の日本論「古層」まで、リベラルの欺瞞と危険性を暴く!「知の巨人」による思想論。
目次
序章 「アンチ・リベラル」に舵を切った国際社会(「リベラル」―、まず用語を整理する;リベラルは「隠れマルクス主義」だ ほか)
第1章 「リベラリズム」は駄目な思想である(フランクフルト学派の「批判理論」;「リベラル」「リベラリズム」とは何か ほか)
第2章 それでも日本に「リベラル」が生き残る理由(「日本国憲法」とOSS「日本計画」;レーニンの革命理論「二段階革命」)
第3章 美術、小説、映画、音楽…なぜ今の芸術は「反体制」「反権力」をありがたがるのか(衰退し続ける芸術;リベラリスト・丸山眞男の限界 ほか)
第4章 「リベラリズム」の呪縛から解かれるために(「自由」について;世界が注目する、日本の思想)
著者等紹介
田中英道[タナカヒデミチ]
昭和17年(1942)東京生まれ。文学博士。東北大学名誉教授。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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