目次
第1章 ふりかけに取り組む
第2章 ふりかけのルーツをさぐる
第3章 アジアのふりかけ
第4章 ふりかけ七人衆
第5章 商品としてのふりかけ
第6章 ふりかけの科学
第7章 和食の「微」
著者等紹介
熊谷真菜[クマガイマナ]
1961年兵庫県西宮市生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。同志社大学大学院修士課程修了(修士論文は「代用食の思想」)。大学時代から京都大学名誉教授、多田道太郎に師事。食文化を中心とした生活文化、日本文化を調査研究。社団法人現代風俗研究会では事務局を担当。エディター、コピーライターを経て、現在はフードマーケティングデザイナーとして企画事務所運営の傍ら、生活文化研究家として、テレビ、ラジオなど多方面で活動を展開。食文化だけでなく、銭湯、商店街など、暮らしそのものを見つめるフィールドワークを続ける。日本ふりかけ懇話会会員。代表作は『たこやき』(講談社文庫)、『たこやきのナゾ』(草土文化)
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感想・レビュー
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Humbaba
5
ふりかけをどのように定義するかによっても違うが、ふりかけというの米食の民族であればだれもが有しているものと考えることも可能である。現在のようなフレークタイプのものでも数百年程度の歴史があり、半液状のものも含めれば、その歴史は更に遡る事が可能となる。2013/11/12
しんこい
1
戦前のフリカケは贈答に使われる高級品だったとは意外です。ご飯ときっても切れない関係ですね。2011/12/18
詩織
1
大人になってからふりかけの美味しさに目覚めました。興味深いふりかけの歴史やトリビアが満載。2009/03/29
まりん
1
ふりかけ万歳。2008/06/15
ノンミン
0
本書は、ふりかけの歴史・背景・文化といった点について調査・レポートをまとめた本である。 ふりかけ単独としては、おかずにはならないが、ご飯と組み合わることで抜群のコンビネーション。 またふりかけを構成するのり、ごま、塩、など、なぜ、その素材なのか。山の幸と海の幸が混ぜ合わさったているのはなぜか。 普段、意識していなかったことを、著者は気づいて調べ上げており、非常に参考となった。 また、広告の心理の世界ではお馴染みとのAIDMAという言葉を本書で知った。2015/04/25
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