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角栄―凄みと弱さの実像

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584137802
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「戦争・カネ・女」を通して登りつめた田中角栄の可能性の中心は何だったのか。角栄を知悉する著者がここに描き尽くした。

内容説明

なぜ日本人は彼を「まつりあげ」寄ってたかって「おとしめた」のか。田中角栄が残した「功と罪」。「戦争/カネ/女性」を通して見える角栄“裏日本”民衆の怨念と解放。

目次

第1章 敗戦と憲法と「土方」デモクラシー―“裏日本”で生まれた男の若き血の叫び
第2章 生まれた土地で不幸になるのはおかしい―ヒト・モノ・カネの流れを変えよ
第3章 愛なのか、宿縁なのか―角栄が“等しく”愛した女たち
第4章 殴打の痛み―帝国陸軍二等兵の平和外交論
第5章 なぜ総理大臣になりたかったのか―角栄“天下取り”の組織論
第6章 金権―なぜ角栄だけが裁かれるのか
第7章 民衆の心―日本人はなぜ角栄が好きなのか
第8章 土に還った日―死して、“地霊”となり、よみがえる角栄

著者等紹介

平野貞夫[ヒラノサダオ]
1935年高知県出身。法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了後、衆議院事務局に入局。園田直衆議院副議長秘書、前尾繁三郎衆議院議長秘書、委員部長等を歴任。ロッキード事件後の政治倫理制度や、政治改革の実現をめぐって、当時衆議院議院運営委員長だった小沢一郎氏を補佐し、政策立案や国会運営の面から支える。92年衆議院事務局を退職し、参議院議員に当選。以降、自民党、新生党、新進党、自由党、民主党と、小沢氏と行動をともにし、「小沢の知恵袋」「懐刀」と称せられる。現在、土佐南学会代表、日本一新の会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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