内容説明
約1週間のトライアウト、月給15万円、足りない実力、若き夢追い人たち、独立リーグのリアル…細かすぎて伝わらない芸人が、あきらめた夢を22年ぶりに追いかけた。
目次
プロローグ
第1章 プロ入り3日間
第2章 トライアウト
第3章 プロ入り4日目以降
第4章 開幕
第5章 大きな課題
第6章 初先発と優勝
第7章 証言
第8章 挑戦の意味
エピローグ
対談・正田樹
著者等紹介
そうすけ[ソウスケ]
1976年2月8日生まれ。東京都八丈島出身。お笑いコンビ360°モンキーズのツッコミ担当。1997年に山内崇と360°モンキーズを結成。2015年10月に四国アイランドリーグのトライアウトリーグ受験を発表。合格し、愛媛マンダリンパイレーツに入団。2016年シーズンをピッチャーとしてプレー、チームの前期日程、後期日程、ソフトバンク杯、チャンピオンシップ優勝と四冠に貢献した。通算成績は9試合に登板0勝0敗。防御率1.98(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SU
1
面白かったです。何より40歳過ぎて、シーズン通して若い選手達と一緒に練習をし、シーズンを乗り切ったのは本当に凄いと思います2017/09/06
takezo
0
独立リーグに挑戦した芸人さんの本です。 四国に住んでおり、独立リーグの試合もチョコチョコ見ているので、興味本位で読んでみました。 何歳になっても夢に挑戦することは、素敵なことなのだと教えてくれる良い本でした。 また、独立リーグの選手の置かれた現状をリアルに知ることができました。 現状は厳しいですか、独立リーグが10年後、20年後にも続いてくれれば良いと思います。2018/01/07
lonely_jean
0
余計なお世話だが、何冊売れたのだろうか。間違いなく、広く読まれるべき一冊だ。希望は党よりはニトリやハンズにあるだろうし、それと同じくらい、野球好きにはそれ以上に、本書の中にある。大事なのは気持ち、そして動くこと。きれいごとでも何でもない、揺るがざる事実だ。2017/11/05
雅人上田
0
「細かすぎるモノマネ」で有名な芸人が独立リーグで1年間プレーをしてた。その1年を振り返り、気づきや学びを綴った1冊。笑いの要素はないけども、40歳がプロ野球に挑戦する姿は、夢を諦めた人に痛烈なメッセージを残す一冊だと思う。2017/07/12
KURENAI-XJAPAN
0
夢に対する気持ち・一念発起してからの取り組む姿勢・年齢なんて関係ない。自分が真剣に、一生懸命取り組めば何だって出来る。仮に壁にぶつかってもその姿を見てくれる仲間がサポートしてくれる。またそこから新しい視点や取り組み方が見えてくる。そう教えてくれる一冊です。読む人に勇気を与えてくれます。また、独立リーグの現状なども作者の経験から知る事が出来た。プロ野球と言えども厳しい世界。彼らを応援したいし、自分も頑張らなくてはという気持ちになった。2017/03/09