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星に願いを、いつでも夢を

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584137581
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

バカ言うな!願いや夢が消えつつある時代どうやって生きればいいのだろうか。本質は何も変わらない現実を前に切々と綴る断想18篇。

内容説明

新たなる地平へ生き延びるために…伝説のエッセイ「すべての男は消耗品である。」最新刊!

目次

貧困にならない方法はあるのか。
達観の境地にはほど遠い。
ずっと不安とともに生きてきた。
「出会い」は濃密でスリリングであればあるほど、危険だ。
なんで村上龍がこんな本を?
夏の猛暑で、愛犬のシェパードが熱射病で死んだ。
人生を変えるためには、膨大なエネルギーがいる。
ボルボに命を救われた。
「自分を失うため」に酒を飲む。
とりあえず髪はキープできている。
どんな人間にもチャンスがある、というのは、本当は残酷な言葉だ。
龍さんはワーカホリックだよ。
村上龍が援助交際をしている?
小説を書くのは好きではない。
今、AI、つまり人工知能について考えている。
「星に願いを」バカ言うな。
今「ギラギラした人」はもてない。
オヤジバンドは絶対にやらない。
あとがき「星に願いを、いつでも夢を」
「We Love Dylan」

著者等紹介

村上龍[ムラカミリュウ]
作家。1952年長崎県生まれ。武蔵野美術大学中退。在学中の76年に『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。旺盛な作家活動を展開。かたわらTV『カンブリア宮殿』のMCとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

113
『すべての男は消耗品である。』シリーズは15作、全部読んでいます。昔に比べると爺くさくなり、新たな発見もないような気がしますが、何となく読み続けています。W村上と言われた時代が懐かしいなぁ!村上龍には、もっと社会にインパクトのあるギラギラした小説を希望します。それと本書の作中の床屋等の写真は不要では・・・2017/01/04

いつでも母さん

102
本当に久々の村上龍!しかもエッセイ。ふむふむ、なるほど~とサクサク読んだ。TVでの村上さんを拝見していると、とても『不安とともに生きてきた。』とは見えないが、そうだよね、人は見た目だけでは分からないよね。『小説を書くのは好きではない。』には笑ってしまったし、『今「ギラギラした人」はもてない。』には肯く私がいた。なんとなく村上龍も齢を重ねたなぁなんて思って読了した次第。2017/03/18

犬こ

22
村上龍のエッセイ。久しぶりに村上龍を手にとりましたが、タイトルとは異なり、冷めてる…冷めすぎている。読了後、気分が暗くなってしまいました。昔は毒がありながらも、情熱的なものを感じましたが…。2017/05/15

hirokikojima0721

14
村上龍の「すべての男は消耗品である」シリーズ。この本が書かれてから5年ほど経っていて少しのズレはあるが、概ねこの当時と変わっていない日本の状況なので充分に伝わる内容。コロナの影響で世界的に閉鎖的なのが逆に日本だけでは無いという孤立感からの解放になっている気がする現状。コロナが無い方が良いに決まっているが、世界の経済との相対から考えると日本1人負けの状況にはなっておらず、問題先送り感があるのは確かだ。この本を読んで更にそう思った。2021/04/28

まゆ

13
すべての男は消耗品である。シリーズは初めてですが、シリーズ15冊目なんですね。いつの間に。歳とって丸くなったイメージ、読む人(ファン)に対してはもともと丸くなったイメージです。なんだかんだでロマンチストっぽいところ、そう思ってほしそうなところが憎めなくて好きです。2016/12/24

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