出版社内容情報
一流になるための、中谷流のさり気ない気づかいとは? ロジックでは人の心は動かない。その「ひと言」を変えた時、一瞬で人生が前向きになる! 会話のなかでさらりと付け加える、中谷流のとっておきの気づかい、ひと言を伝授。
内容説明
「上司に、聞いてみます」より「上司に、かけあってみます」。一流になるための気づかいポイント74。気づかいは、周りを味方にする。
目次
第1章 普通の言葉を工夫するのが、一流の気づかい。
第2章 相手に気づかれないのが、最高の気づかい。
第3章 キッカケをつくるのが、一流の気づかい。
第4章 相手の気持ちを楽にさせるのが、一流の気づかい。
第5章 相手の小さな望みをかなえるのが、一流の気づかい。
第6章 さりげなく解決案を出すのが、一流の気づかい。
著者等紹介
中谷彰宏[ナカタニアキヒロ]
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリスケ
8
何かをしてもらった時、ありがとうではなく、やっさしぃ~!と言う。本番前には、適当に。作業中には、もう峠は越えてるから。2016/04/08
ココアにんにく
6
自分の言葉づかいの足りない部分…冒頭の①にあてはまります。気づかいの8割は観察と記憶。初めは「秀吉か!」と思いました。読んでいくと今まで出会ったすごい人やエピソードが具体的に浮かんできました。1つの短い文章に例が4つも5つも出てくるところがすごい。今回も頻出のポン酢の例がでてきた。自分なりにアレンジするなら方言。地元が大阪弁なので、表現が柔らかくなることも。新人看護婦(あえてPCを使っていない?)さんの注射の話は、入院中の母を思い出した。2016/11/18
たかちん
5
私は、自分では他人に気づかいをする方だと思う。 というのも、職場の人間関係がギズギズする環境の中で働くことが苦痛だからである(例外なく皆さんもそうだと思うが…)。本書では、さりげない一言で相手に気づかいをし、相手の心情を思いやりながら目的を達成するコツが満載である。例えば、プレゼンの前に緊張している相手に「頑張って」と声をかけるのは二流である。一流の声がけは「適当に」である。最も印象に残ったのは、仕事などを教える場合「わかりますか」と訊ねるのではなく、「なんとなく、わかる感じですか?」と訊ねること。2021/09/18
成長の記録
5
⑦そろそろ切り上げるとき(接待される側)「じゃあ、そろそろ」ではなく「今日は、ご馳走になりました」。⑧そろそろ切り上げるとき(接待する側)「おかわり、いかがですか」。⑨「もう帰られるんですか」「(相手が遅れてきたとき)大丈夫です」ではなく「お忙しいのに、ありがとうございます」。⑩「どうなっているんだ」ではなく「大変ですね」。⑪「連絡しておきます」ではなく「今、かけてみます」。⑫「そうなんですか?」ではなく「そうなんですね」。⑬「上司に聞いてみます」ではなく「2017/10/12
ki-luck
4
納得できない部分があるものの、全体的には参考になる部分が多い。「どうやったら相手が喜ぶか」というのを考えながら行動すれば良いんじゃないかな、と勝手に解釈しました。ちょっとした断り方や、前置きは使えそうです。さて、今回の迷言はp.75「誤送信メールが送られてきた返答『僕も、よくやります』」。私が勤めていた会社でこの返事をしようものなら、クライアントの信用を失わせたということで謝罪メール&始末書ですw2020/11/18